ご紹介する本
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになる
ジャンル: 人文・思想, 倫理学・道徳
著者: 河村 真木子
出版社: 扶桑社
発売日: 2022/10/28
本の長さ: 195ページ
この本から学べるポイント
- 1:人生が楽しくなる生き方
- 2:正しい子育ての仕方
- 3:既存の考え方に囚われない働き方
北海道にお住いのペンネームHanakoさん35歳女性(職業:経営者・個人事業主（自営業）)から2022年12月頃に読まれた超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになるを読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになるの内容
元ゴールドマンサックスに勤務していた、スーパーバリキャリ女子を謳う著者が展開する、人生をより楽に、自分らしく生きられるような、女性の生き方や考え方全般が学べる内容です。
全体を通して言えることは、いわゆる日本でよくある「女性はこうあらないといけない」という固定観念やプレッシャーを次々と一掃しており、仕事やおかね、恋愛・結婚、子育てに至るまで、著者の経験を元に眼から鱗の「生き方」を学ぶことができます。
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになるの著者について
著者:河村 真木子幼少期をシンガポール、大学をUCバークレーで過ごし、その後ゴールドマンサックスなどの名だたる金融に勤めた後、独立し日本最大規模のオンラインサロンを経営中。
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月額1万円の会員が1万人以上！バリキャリ女性のオンラインサロン人気の理由とは【川村真木子×堀江貴文】
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになる本の要約
この本から学べるポイント
- 1:人生が楽しくなる生き方
- 2:正しい子育ての仕方
- 3:既存の考え方に囚われない働き方
従来の枠にとどまる事なく、既存の価値観を一旦ゼロにして、自分らしく、精神的にも経済的にも自立した女性になるための一助になる本だと思います。仕事や恋愛、日本では、女性は男性に下駄を履かせていたり、男性のあとを２、３歩遅れてついていくだったり、どうしても男性の次点となることが多いですが、この本で、もっと強欲に、自分らしさを出しながら、ある意味自分勝手に、進んでいいのだと学びになりました。子育てに関しても、親は子供をコントロールしがちですが、何より大切なのは自己肯定感を構築する事、他はなんでも良いという方針もかなりしっくりきます。仕事に子育てに、全て本気な女性にとてもおすすめな本になっています。
人生が楽しくなる生き方
まずは、日本における会社や仕事の場で、日本人女性がなんとなく感じていた違和感や生きにくさを丁寧に言葉にしていただいており、「あ、だから生きにくかったんだ」と腑に落ちました。職場でのおじさん文化だったり、年功序列、結婚の考え方など。これまでふわっとしていた自己理解が深まったように思えたのが読後感でした。この本を読んで、今まで諦めてしまっていたり、違和感に目をつぶっていたりしたことがたくさんあるなぁ…と改めて自戒するきっかけになりました。
正しい子育ての仕方
子育ては、多くの親が悩むテーマかと思いますが、私もついつい「宿題しなさい」とコントロールしてしまったり、このような教育方針でいいのかなと思っていた時に出会ったのがこの本でした。著者が何より大切と訴えているのは、とにかくどんな些細なことでも褒め倒して、子供の自己肯定感をあげること。自己肯定感さえ高ければ、その後苦難に直面しても自分で乗り越えられるそうなのです。それ以外のことは全く放任主義とのことで、本人がやりたいというまで待っていたとのことでした。この考え方は参考にさせていただいています。
既存の考え方に囚われない働き方
特に、著者のゴールドマンサックス時代のリアルな営業エピソードが非常に勉強になりました。鬼チェースの微妙な匙加減、一度出した条件は死守する前提でありつつも、ハイボールを投げる姿勢、年賀状などみんながやっているサービスにはあえて手を出さず、自分ならではの差別化を図るなど、ほかの仕事でもすぐに生かせそうな話がいっぱいでかなり参考になりました。
外資金融といえども、営業の現場というのは人と人とのやり取りであって、そうした中で顧客の心を掴み続けてきた著者だからこそ、インフルエンサーとしても多くの女性の心をつかみ、また日本一のオンラインサロンを作ることができたのだと納得しました。
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになるを読んでの感想やレビュー
著者の意見がはっきりと理由とセットで提示されていて、言葉も簡単で、どんどん読み進められました。
私が特に大好きな箇所は第１章「仕事」の「お金だけじゃないパッション」部分です。人生における「時間」とはあなたの「命」そのもの。確かに言われてみればその通りで当たり前のことでもありますが、ここまではっきり断言してくれている本は実はなかなかなく、またこれを説得力を持って言えるのは日々パッショナブルにご自身の使命に邁進されている著者ゆえだと思いました。
この一節に胸が熱くなり、会社員仕事と副業の二足のわらじを履いている私は、自分の副業の方の夢を叶えるためにもっと一直線に頑張ろうと改めて思わされました。
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになるがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 昭和的思考・古い考え方の人
- ５０代以上の男性
- 確固たる自分の考えを持つ人
- なし
- なし
基本的に大多数の人にお勧めできるのですが、かなり革新的な、それに昭和的な古い考え方を持つ人たちを批判した形で書いているので、そのような古い人、または年配のおじさんには、あまり共感できない内容、もしくは不快に感じられるのではないかと思いました。また、たくさんの示唆に富む本ですが、人生の考え方やメソッドについて、既に自分の考えを確立し、実践されている方には、あまり参考にならないのではないかと思いました。
超フレキシブル人生論当たり前を手放せば人生はもっと豊かになるをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 日本社会にどこか閉塞感を感じている女性
- 子育てで迷走している女性
- これからのキャリア形成で悩んでいる女性
- 夫との関係性に悩んでいる女性
- お金の勉強を始めたいが、何から始めたら良いかわからない人
上記で繰り返し触れている通り、この本では、従来の価値観に囚われない著者が、もっと自分らしく、人生を楽しく生きるための考え方を学ぶことができます。自分の人生、特に仕事や恋愛、結婚、子育てなど誰しもが悩むかと思いますが、グローバルな環境で育ち、仕事をしてきた著者の考え方は、眼から鱗となる部分も多く、かなり参考になるのではないでしょうか。また、元々は金融の方なので、金融の知識を身につけたり、投資だったりを、何から始めたら良いか、初心者向けにわかりやすく教えてくれていたりもします。全般、専門用語もあまりなく、わかりやすい言葉で書いてくれているので、どの年代やレベルの方にも読みやすいと思います。
