ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:自分で考えること
- 2:アスリートの心の成熟度
- 3:運も味方につける
北海道にお住いのペンネームきのしたかずやさん25歳男性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2021年12月頃に読まれた世界を獲るノート アスリートのインテリジェンスを読まれたレビューになります。
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンスの内容
"スポーツジャーナリストの著者はこれからのスポーツは高度化と複雑化が進むと考えている。
世界を舞台に活躍するアスリートとその指導者はノートを書いていることに気がつき、サッカー日本代表の森保監督も試合中にメモを取っているのを目の当たりにし、取材を始めた。
2年間ほど、様々な競技に於いて取材を続け、共通している部分は主体性だと気づいた。
その取材してきた選手および指導者へのインタビューや実際に書いているノートの紹介がされており、また、脳科学者による考察も記載されているので科学的根拠も共に学べます。"
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンスの著者について
著者:島沢優子
"筑波大学を卒業し、日刊スポーツ新聞東京本社勤務を経て、現在はフリーのスポーツジャーナリストである。
本人もスポーツを通じての成功経験があり、大学在籍時に全日本女子大学バスケットボール選手権で優勝している。"
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス本の要約
この本から学べるポイント
- 1:自分で考えること
- 2:アスリートの心の成熟度
- 3:運も味方につける
"スポーツに取り組んでいる選手や、それをサポートする指導者・コーチにとって非常に勉強になる1冊です。
取材をされている人物は多種多様で、年齢・性別はもちろんのこと、個人競技から団体競技、球技から格闘技まで様々な分野で取材されている。
その成功者達の思考や取組に共通しているのは、何が必要でやるべき事なのかを自分で考えることの主体性だと分かった。
最先端の技術などではなく世界を舞台に活躍している人間の思考について学ぶことができ、自分の私生活にも生かすことが出来る。"
自分で考えること
"卓球の伊藤美誠選手は自分の試合動画をコーチと一緒に視聴するそうだ。
動画を見ながらノートにその時感じたことをお互いに書いていき、試合前の練習や対策に役立てているとの事。
そのノートは80冊にもおよび、幼少期から成人した現在まで続けているそうだ。
ノートを書き続けたことにより、自分で考えることができる力を身に付けたという。
またコーチにも思ったことをしっかりと言える等、コーチとの信頼関係も気づくことができ、対等な関係で練習できている。"
アスリートの心の成熟度
"元国際卓球連盟会長だった荻村伊智朗氏が小中学生に指導する際に、卓球を続けてきた年月は成長した年月だと唱えていた。
4歳から始めたとして中学生まで続けていたら10年選手であり、子供だからと甘やかされることなく、自己管理や立ち振る舞いなどアスリートとして成熟したものを持つべきだと考えていた。
また、選手は強くなると態度やマナーといった部分で注意されなくなってくる。しかし子供のうちにしっかりとそういった部分の教育を徹底するべきである。"
運も味方につける
"広島県立安芸南高校サッカー部監督の畑喜美夫氏は、何をするべきか自分で考えて動くと言うことに重きを置いており、その主体性を育むために選手とコミュニケーションノートとして交換日記のようなものを行っている。
サッカーが上手ければ良いのではないと言うことを選手に分かってもらうためにはもっとコミュニケーションを図る必要があると考えていた。
アスリートの人間形成には様々な要素が必要だが、時には運も必要だと考えており、その運を引き寄せるにはプレー以外の部分が大事だ。
身だしなみを整え、道具の整備、身辺の整理整頓など競技に取り組む真摯な姿勢が運を運んでくると考えている。"
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンスを読んでの感想やレビュー
"自分は地元で卓球少年団の指導をしており、この本には卓球関係の選手などにもインタビューしていることに加え、その他のスポーツの思考にも触れることができ非常に勉強になりました。
この本は自分の指導に生かすことのできる情報が盛り沢山で、買ってよかったと非常に思います。
何度も読み返して、素晴らしい選手を育てていきたいと思っています。
また指導を通して自分の成長にもつなげていき、選手指導者共に素晴らしい人間に成長していきます。"
読書:世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス 島沢 優子
人は忘れるの能力があり、上手くノートを使って記録して課題解決を進めたいものだhttps://t.co/cmxyJnhfqE pic.twitter.com/cSfQWsVkD6
— Juniorサポーター武井正樹 (@BlueKitano) July 29, 2022
後伸びさせるインテリジェンスを|世界を獲るノートhttps://t.co/lMIiTEqcPa
野球をやっている子ども達は「野球ノート」を書いていますか?
『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(島沢優子/カンゼン)という本があります。卓球の伊藤美誠選手、柔道の朝比奈沙羅選手など、— ガンバルンバ (@Nashdesu) September 12, 2021
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンスがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- スポーツ嫌いな人
- 感覚タイプの人
- コツコツできない人
- なし
- なし
"基本的に全ての人におすすめですが、スポーツが嫌いな方はアスリートの言葉は入ってこない恐れがあります。
また感覚で物事を進める人や、コツコツ地道にやるのが嫌いな方は、ノートを書いたりする事が続かない可能性が高いので、参考程度の情報にしかならないでしょう。
本を読んだ意味が薄くなるので、その他技術的な部分を紹介している本を読んだほうが効果的かもしれません。
しかし、これを読んで買われる可能性もあるので一概には言えませんが。1項目でも読んでみては??"
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンスをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 少年団所属の選手
- 部活動に所属する学生
- スポーツの指導者・コーチ
- 子供がスポーツをやっている親
- なし
"スポーツが題材の書籍のため、スポーツに関わっている人間にとっては非常に勉強になる1冊です。
内容もそこまで難しいものではないので、子供から大人まで楽しめると思います。
有名なアスリートや指導者の思考を学ぶことができ、選手はアスリートとしての心構えや、指導者や親は選手の心構えには何が必要かを学ぶことができます。
近年はインターネットが普及しているので、技術的な部分は簡単に調べることができますが、精神的な部分を学ぶ場面は実際に話を聞かなければならず、本なので何度も読み返すことができます。今後のスポーツ人生を変えたい方におすすめです。"