ご紹介する本
「読む」だけで終わりにしない読書術
ジャンル: 人文・思想, 哲学・思想
著者: 一条真也
出版社: 中央公論新社
発売日: 2021/2/6
本の長さ: 237ページ
この本から学べるポイント
- 1:アウトプットの質は本を読む前から決まっていること
- 2:メモに加えて、感想を記す重要性
- 3:パーキンソンの法則について
東京都にお住いのペンネームアズさんさん22歳男性(職業:学生?)から2022年11月頃に読まれた「読む」だけで終わりにしない読書術を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
「読む」だけで終わりにしない読書術の内容
この本は読書の仕方にフォーカスしたものです。読書をする際に多くの人々は現状を変えたいや悩み、課題解決の糸口を見出したいなどと言った感情を抱えていると思います。そのためには、読書というインプットから自分事化してアウトプットしていく必要性があります。その効果を最大限活用するために最も重要なことは明確な目的を持ち、どのような方法で活用することが良いのか、日常生活で簡単にアウトプットしていく方法について説明しているものになります。
「読む」だけで終わりにしない読書術の著者について
著者:一条真也著者である一条さんは、医学部在学中に起業しました。また、現在は海外にて活躍している経営者となっております。
Youtube
【紹介】死はこわくない (立花 隆)
「読む」だけで終わりにしない読書術本の要約
この本から学べるポイント
- 1:アウトプットの質は本を読む前から決まっていること
- 2:メモに加えて、感想を記す重要性
- 3:パーキンソンの法則について
この本は現状を変化させたいと考えている人に向けて書かれているものになります。その理由としては現状の課題や悩みを解決したい人、新たな挑戦などをしたいと考えている人が初めに行うであろう行動は読書だと思うためです。読書からは多くの知識や方法論、考え方など様々なインプットを得ることができるためです。そのような人にさらに必要になってくることはアウトプットをどのように行うことができるかである。そのアウトプットを最大限に行うために、書かれた一冊になっております。
アウトプットの質は本を読む前から決まっていること
一つ目に学んだこととしてはアウトプットの質は本を買う前から決まっているということです。その理由としては読書をする目的は学んだことを自分の生活にアウトプットしていくことである。そのために自分についてまず知り、どのような情報を必要としているのかについて考えることが重要です。望む結果を得るために様々な情報をインターネットや本屋にて前もって探していく、目的をもってインプットを行うことが非常に重要であると学びました。
メモに加えて、感想を記す重要性
二つ目に学んだこととしては、本を読みながらメモを書くだけでなく、その時の感情や感想を記すということです。この方法はメモを書くだけでなく、感情や感想を記すことで自分事化して、アウトプットの際のイメージを抱きながら読み進めることができます。また、感情を記すことでストーリー仕立てて内容をインプットすることができます。インプットの際にアウトプットをイメージ化できることでより実践に移しやすいという効果がありました。
パーキンソンの法則について
三つ目に学んだこととしてはパーキンソンの法則についてです。パーキンソンの法則とは仕事や課題などを与えられた時間を最大限利用して行なってしまうという法則です。このような考え方は私たちの生活に非常に多くの点で当てはまることが多いと思います。学校や会社などで宿題や課題、書類の準備など様々な提出制限があるものの業務を行なったことがあると思います。そのような際に時間があるからという理由でギリギリまで作業に取り掛からないようになってしまうという考え方になります。
「読む」だけで終わりにしない読書術を読んでの感想やレビュー
この本を読んだ感想としては読書の効率を最大限に生かすことができるように成長していると実感できているということです。本を選ぶ際に、明確な目的や解決したい事象をはっきりとさせて答えを得る努力を意識的にするようになっているためです。本を読む前から欲しい答えや思考法の候補を挙げておき、実際に日常で試し、自分に合うかどうかを判断するように記録をつけるようになりました。このようなやり方を実践することで多くの本を読むことができ、実践のアウトプットを増やすことができるようになってきていると思います。
「読む」だけで終わりにしない読書術がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 本を読むことに対してポジティブな感情を抱いていない人
- すでに目的をもって本を読むことができている人
- 現在、悩みなどがない方
- なし
- なし
基本的に全ての人にお勧めですが、悩みがあまりない方やすでにほんの読み方を確立している方はお勧めできません。その理由としては、本を読むことに抵抗や悩みがある方はぜひ読んでいただきたい一冊にはなるのですが、すでに考え方などが確立している方は時間を効率的に活用することができない可能性があるためです。また、本を読もうという気概がない方には継続して取り組み続けることができない可能性があり、また、目的なく読書をしてしまうことは無意味ではありませんが、効果に直結させることが難しいためです。
「読む」だけで終わりにしない読書術をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 多くの本からインプットをしたいと考えている方
- 本を読んではいるが日常生活などに生かすことができていない人
- 読書の効果を最大限にしたいという人
- 現在悩みを抱えている方
- 読書へのハードルを高く感じ取ってしまっている人
このような人にこの本がお勧めな理由としては読書の効果を期待していると思うためです。読書からは実際に多くのインプットをすることができ、成功者の数々は、読書を習慣にしていることが事実としてあります。そのような人から学び、読書を行うようになった際に、効果的に取り組むことができるようになりたいという気持ちがあると思います。また、日常生活へ取り組むことができるようにするハードルを下げるために、どのように考えるかや方法論を学ぶことができ、多種多様な方法を実際に試すことができます。そのため、色々な本を今後読む際の基盤を構築することができるようになると思うためです。