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【本要約】生きる力の強い子を育てるの書評とポイント解説を総まとめ!

ご紹介する本

生きる力の強い子を育てる

ジャンル: 暮らし・健康・子育て, 妊娠・出産・子育て

著者: 天外伺朗

出版社: 飛鳥新社

発売日: 2011/11/1

本の長さ: 216ページ

9.3
総合
8
読みやすさ
10
学び
10
面白さ

この本から学べるポイント

  • 1:好奇心を大切にし、それに没頭することの習慣化が大切であること。
  • 2:与える教育よりも引き出す教育の重要性。
  • 3:躾はこどもへの不信の表れであるということ。

千葉県にお住いのペンネームあきさん41歳女性(職業:専業主婦(主夫)?)から2021年10月頃に読まれた生きる力の強い子を育てるを読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください

生きる力の強い子を育てるの内容

子どもはそもそも好奇心のかたまりであり、好きなものには自然と集中力を発揮します。この集中する経験が日常的であるほど、こどもは自己肯定感を養い、その人間性を高め、社会性を獲得して生きる力を伸ばすのです。学校で文字や計算を学ぶ前に、自主的に自然に触れて心の声を聴き、心の底から湧き上がる好奇心を心いっぱいで感じ、体もたくさん使って夢中になって過ごすことが幼児期には重要であるということが多角的に書かれてる本です。

生きる力の強い子を育てるの著者について

著者:天外伺朗本名、土井利忠。1942年生まれで現在80歳。東京工業大学卒業後、ソニーに入社。CD,ワークステーションNEWS,犬型ロボットAIBOなど様々な商品の開発を主導した。(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所社長、ソニーインテリジェントダイナミクス(株)社長を経て、2007年退社。「ホロトピック・ネットワーク」を主催し、医療や教育の改革に関わり、瞑想や断食を指導する。企業経営者の為の「天外塾」主催。

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【オススメ 本】「生きる力」の強い子を育てる

生きる力の強い子を育てる本の要約

この本から学べるポイント

  • 1:好奇心を大切にし、それに没頭することの習慣化が大切であること。
  • 2:与える教育よりも引き出す教育の重要性。
  • 3:躾はこどもへの不信の表れであるということ。

現在子育てをしている人や、保育・教育現場でこどもに携わる仕事に就いている人が読むべき本です。今の日本の教育は与える教育が主ですが、本来必要なのはそれぞれが心の求めるまま、好奇心が向くままに興味関心のある対象に没頭して取り組むことこそが大切であると述べています。日々の生活の中でその没頭できる時間があればあるほどに、こどもは自己肯定感を養い、人間性や社会性を身に着けて育ち、すなわち生きる力が育つということを多角的に書いてあり、人が生きるということの本質について考えさせられる一冊です。

好奇心を大切にし、それに没頭することの習慣化が大切であること。

こどもとは好奇心の塊である。様々なことに強い興味関心を抱き、何かに没頭することができる。徹底的に子どもたちを遊び尽くさせ、興味の対象に没頭する時間を日常的に経験することで、大人になってからも内発的動機で思考し行動することができる。今の日本教育は外発的動機によるものであり、こどもたちは心の底からの声をきくことができなくなってしまう。その為、心の底から湧き上がる内発的動機に沿って遊び尽くす経験の習慣化が重要なのである。

与える教育よりも引き出す教育の重要性。

与える教育とは教師が持っている知識を与えることを重視する。与える教育における道徳教育はこどもの本質的な人間性の向上よりも「こうあるべき」という知識を与え、枠の中におさまることを強制する。一方、引き出す教育はこどもたちが潜在的に持っているものを引き出すところに教育の主軸を置く。その背景にはこどもたちは強制されなくても知識を吸収しようとし、また、健やかに育つ力を全てのこどもは持っているという絶対的な信頼感がベースになる。こうして育ったこどもは自分なりの価値観を持ち、社会を改革する力を身に着けた人に育つ。

躾はこどもへの不信の表れであるということ。

与える教育で育ったこどもは、おそらく日常的に没頭し遊び尽くす経験をしていない。こどもは躾として教えなくても、日々集中して徹底的に遊び尽くした経験があると正常化し、社会の暗黙のルールまでも敏感に感じ取ることができる。厳しい躾は抑圧された心を生み、こども自身の満足感や自己肯定感は養われない。躾が厳しすぎて心に傷を負ってしまったこどもは破壊癖や窃盗癖を持ちやすいということもあり、幼児期には無条件の受容という徹底した愛情を注ぐことが大切である。

生きる力の強い子を育てるを読んでの感想やレビュー

私は1年で約70冊の本を読んでいますが、この本は特に印象的な一冊です。現在子育て中の私ですが、子育てにおいても、自分の今までの人生を振り返り、これからの人生を考えるうえでも、大切なことを教えてくれました。日々の生活で疑問に感じていた日本の空気感や教育について、この本を読んだことで自分は何に疑問を感じ、どのようにしていきたいと思っているのかについて明確に意識することができました。この本に出合えて本当に良かったです。

生きる力の強い子を育てるがおすすめでない人

こんな人はおすすめしない

  • 生きる力についてのなので全ての人に読んでもらいたい本です。(質問に答えられずすみません。)
  • なし
  • なし
  • なし
  • なし

基本的におすすめですが、すでに自分自身を信じて生きている方、自己肯定感高く生きている方は既に理解し実践されていることだと思います。ですが、大抵の現代人は自分自身の心の声を聴くという生活から離れたところで生きており、どちらかというと自分自身を抑制し、こうでなければならないという意識が根底にあり、それに従って生きている人が多いのではないかと思います。人の生き方、生きる力を本質的に考えられる本ですので、できれば多くの人に読んでほしいです。

生きる力の強い子を育てるをおすすめしたい人

こんな人におすすめ

  • 子育てや教育に悩んでいる人、子育てをしている人、学校の先生
  • これから親になる人、自己肯定感を育む子育てをしたい人、こどもの非行に悩む親、自己否定に苦しむ人
  • 保育者、企業の人事担当者、自己肯定感を養いたい大人、保健所職員、企業のトップ
  • すべての人(究極的には全ての人に読んでほしい本です)
  • なし

子育て中の人や、これから子どもを産み育てる気持ちのある人にはおすすめだと思います。今の日本の教育や人が育つということについて本質的に考えるきっかけとなることや、自己肯定感をもって育っていけるような子育てをしてほしいと思った為です。また、こどもの非行等で悩んでいる親御さんにも読んでほしいと思いました。ここに解決策があると思います。最後はこどもに携わるお仕事をしている人、特に学校の先生に読んでほしいです。教育現場の最前線にいる先生にこそ、与える教育から引き出す教育を目指し、日々子どもたちに接してほしいと思います。







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