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この本から学べるポイント
- 1:これから未来を生きる子供たちにとって、必要な接し方。
- 2:子供への適切な言葉掛けで、自ら動き出せる力を養う。
- 3:子供の頭は、与えたもの・体験に比例するわけではない。
神奈川県にお住いのペンネームたぬきさん35歳女性(職業:専業主婦(主夫)?)から2021年12月頃に読まれた頭のいい子の親がやっている「見守る」子育てを読まれたレビューになります。
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育ての内容
"子供を一生懸命育てたいと思うがゆえに煮詰まってしまう。
頑張れば頑張るほどしんどくなってしまう。
そんな全ての親たちへ向けた、子育てのコーチング・考え方のアドバイスが詰まった一冊。
『子供を一人前にしなくては』と思うがゆえに、ついあれもこれも口出しが多くなり、沢山の習い事をさせ、先回りを重ね。。。
親が一生懸命になればなるほど、子供は窮屈になり、賢く伸びていく芽を萎れさせてしまう.
『与える子育て』ではなく、その子自身の良さ・今の姿を認め、『見守る子育て』へ。"
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育ての著者について
著者:小川大介
中学受験のプロ。5000組の親子とのカウンセリング・面談を経て培った独自の目線で、子供の人生において適切な親の接し方を説く。
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育てのYouTube(ユーチューブ)
「自分は自分、バカはバカ」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。「子育てサロン ニュートラル」がアニメーションでストーリー仕立てでわかりやすく細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て本の要約
この本から学べるポイント
- 1:これから未来を生きる子供たちにとって、必要な接し方。
- 2:子供への適切な言葉掛けで、自ら動き出せる力を養う。
- 3:子供の頭は、与えたもの・体験に比例するわけではない。
"中学受験するかどうかは関係なく、子供を一生懸命に想う全ての親に向けた一冊。
『子育て』には明確な方程式があるわけではない。その子・その親・その家庭の分だけ関わり方がある。その上で、子供も自分の生き方もまるごと認めて受け止めて、前向きに考えていけるヒントが詰まっています。
『子供を叱ってばかり。』『親としての自信がなくなった。』『なんでわかってくれないの。』
そんな思いを抱いた時のある親御さんは少なくないと思います。
考えすぎる親御さんにこそお薦めしたい一冊です。"
これから未来を生きる子供たちにとって、必要な接し方。
"親の目からみて価値のあるものが、20年後に同じように価値を持っているかがわからない時代。
『苦手なことがあると良くない』から『飛び抜けて得意なことがない』方が良くないという方向に流れが変わってきている今。
親が今持っている基準だけ判断するのではなく、子供自身が夢中になる経験を通じて、その決定を認め伸ばしてあげることのほうが大切である。
それがたとえ歪だったとしても、『自分の強みを世の中で発揮できることが大事』な方向に社会が変化している今、
親の設計図に当てはめようとしないで、羽ばたく方向に背中を押してあげることが大切である。"
子供への適切な言葉掛けで、自ら動き出せる力を養う。
"ほとんどの人にとって、ダメ出しを前向きなエネルギーに変えるのは難しい。子供ならなおさらである。言葉掛けはネガティブな『〇〇しちゃダメよ!』から、ポジティブな『〇〇しよう!』に変換するだけで脳に残りやすい。
アドバイスの鉄則はあくまで、『本人が聞きたくなるような話の持って行き方をする』ことが大切。
子供の行動を起こすスイッチは、あくまで本人の中にしかなく、自分から動き出して初めて身に残る。
期待をもってポジティブに、子供たちの背中を押すような言葉がけが大切。"
子供の頭は、与えたもの・体験に比例するわけではない。
"子供を愛しているからこそ、親は一生懸命子供の未来を考える。
そしてその理想と、今との距離を感じるからこそ焦りを感じ、あれもこれも心配になりつい与えすぎる子育てになる。
しかしどんなに良い体験を与えても、本人が求めていなければ響かない。
なにより大切なのは、『子の心が何に動いているのか』に注目して、本人の心が動くように親が関わっていくこと。良い方向・悪い方向どちらに転じたとしても、心が動くその瞬間に『自分のこと』として捉え、成長することができるからだ。"
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育てを読んでの感想やレビュー
"子供が成長していくにつれ、嬉しいはずなのに、背後に感じてしまう焦燥感や目に見えない不安。
1日の終わりに寝顔を眺めつつ、自分の子供との向き合い方に、ダメ出しばかり。
『〇〇すればよかった』『なんであの時。。』
毛糸のように絡まった不安や焦りの一つ一つが、小川先生の著に出会い、するすると解けていく心地がしました。
?『見守る子育て』は、親が自信を持ち、穏やかに子どもを見守る子育て?本著より
ついつい孤育てになりがちな現代において、
自分の子育てを認められるようになる
心のお守りになるような、素敵な一冊でした。"
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育ての口コミ
【読了】
頭のいい子の親がやっている
「見守る子育て」親友 @1kasamaum1game が
教えてくれた育児書当たり前のようで
なかなかできていないことを
改めて見つめ直しました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) pic.twitter.com/RIxcnSzshL— 田村 ひとみ | ファスティングコーチ/ライター (@thitomi_fasting) July 16, 2020
読了*頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て
Spotifyのラジオで素敵だなと思った小川大介先生の著書を3冊ほど購入。まずはこちらから☺️
認める、見守る、待つ、その上で期待する。忘れずにいたいこと😌自分を責めがちなこともあるので、優しい言葉も沁みます🥺
#しまりす読書記録2021 pic.twitter.com/UXtr8hrQJI— しまりす (@shimarisulog) June 7, 2021
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育てがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 感性で子育てされて悩みひとつない方
- 未知数を純粋に楽しめる方
- 根っからの楽天的な方
- なし
- なし
"基本的には全ての人にお勧めできる内容かとおもいます。
ただ子育てだけに限らず、何かしら悩みが出た時にすぐにポジティブに、切り替えることのできる方にはそもそも必要ない内容かもしれない。
子育てにおける『見えない不安』『失敗できない不安』などこそがこの本の主たるテーマなので、そういったシーンに直面した時に、客観的に親である自分と子供を割り切って見つめ、適切な対処ができる自信のある方には敢えて手に取らなくても良いかと思う。"
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育てをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 考えすぎと言われる方
- 焦りがちな方
- 真面目な方
- 一生懸命
- 心配性
"子育て論はあくまで、うまく行った人の結果論でしかない。
自分を始め、心配性であったり真面目な性分の方は『子育てを失敗したくない!』と思うあまりに、手当たり次第世に溢れる子育て論から学ぼうとする。
インターネットをはじめ、保護者間での口コミはじめ、学ぼうと思えばそこここに子育て論とされるものに触れられる昨今。
結果、情報が過多になり、漠然とした不安や焦りのなか子供と向き合うことになる。
膨れ上がった知識や『〇〇すべき論』を、一つ一つ本質を見ながら削ぎ落としてくれるような、心がスッキリ安心できる内容のため。
『認め』て、『見守り』、『待つ』。
その上で『期待する』"