歴史・地理

【本要約】誰も書かなかった 武豊 決断の書評とポイント解説を総まとめ!

ご紹介する本

誰も書かなかった 武豊 決断

ジャンル: 歴史・地理

著者: 島田明宏

出版社: 徳間書店

発売日: 2014/4/30

本の長さ: ‎187ページ

10.

総合

10

読みやすさ

10

学び

10

面白さ

この本から学べるポイント

  • 1:武豊騎手がトップになれた理由
  • 2:武豊騎手が現役でずっと続けている理由
  • 3:落馬負傷のどん底から復活できた理由

北海道にお住いのペンネームよっしーさん24歳男性(職業:その他)から2021年7月頃に読まれた誰も書かなかった 武豊 決断を読まれたレビューになります。

誰も書かなかった 武豊 決断の内容

競馬の武豊騎手について書かれている本です。この本が出版されたのが2014年なので、武豊騎手が1987年にデビューしてから2013年頃までの軌跡について書かれています。主に海外での遠征記、父である武邦彦元騎手との関係性、オグリキャップ、メジロマックイーン、スペシャルウィーク、サイレンススズカ、ディープインパクト、キズナとのコンビについてや、落馬負傷での低迷からの復活までのエピソードが書かれています。

誰も書かなかった 武豊 決断の著者について

著者:島田明宏
1964年、北海道札幌市に生まれました。フリーライターとして執筆活動に取りかかっており「消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡」で2011年度JRA賞馬事文化賞を受賞しました。

誰も書かなかった 武豊 決断本の要約

この本から学べるポイント

  • 1:武豊騎手がトップになれた理由
  • 2:武豊騎手が現役でずっと続けている理由
  • 3:落馬負傷のどん底から復活できた理由

武豊騎手のファン向けと言って良い本だと思います。ディープインパクト、オグリキャップ等の名馬とのエピソード、武豊騎手自身の知られざる秘話であったり、騎手としてのプライドや信念について等、ファンの人ならずっと読んでいられる本の内容になっています。武豊騎手の海外競馬への思い・こだわりについても細かに書かれており、昔から武豊騎手のファン、もしくは武豊騎手に興味を持った人ならば間違いなく楽しめる本だと思います。

武豊騎手がトップになれた理由

武豊騎手がトップになれた理由として、騎手としての能力がとても高いというのは前提にあるのですが、それだけではなく騎手としての自分に誇りを持っていることがあると思いました。日本でトップになっただけでは足りず、海外競馬にも目を向けて長期の海外遠征を行ったり等、騎手としてとてもストイックに生きていると感じられます。競馬界の第一人者として強い誇りを感じている姿にとても感動しましたし、尊敬や憧れの念も抱きました。

武豊騎手が現役でずっと続けている理由

武豊騎手はもう何十年も現役騎手として続けているのですが、騎手として楽しいだけでなく、辛い時・苦しい時もあったにも関わらず続けている理由として、騎手という職業が好きだからという気持ちが本を読んでいくうちに感じられました。どんな職業にも共通することだと思いますが、自分の職業が好きという気持ちは仕事を続けていく上でとても大切だと感じましたし、自分としても好きなことを仕事にしていきたいという気持ちが強くなりました。

落馬負傷のどん底から復活できた理由

長らくトップとして君臨し続けていた武豊騎手ですが、2010年にレース中の落馬で負傷し、左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折、右前腕烈創と診断され長期休養を余儀なくされてしまいます。復帰後も復帰前のようなパフォーマンスを発揮することができず、成績は一気に下降し以前のように良い馬に乗ることもできなくなってしまいました。そういった状況の中キズナで日本ダービーを勝利し、見事復活することができたのですが、その中には「自分が武豊騎手であること」の意地と覚悟があったと感じました。

誰も書かなかった 武豊 決断を読んでの感想やレビュー

自分は武豊騎手の大ファンなので、この本を購入して良かったと思いました。騎手として輝かしい状況だけでなく、落馬負傷からの復活やどん底から這い上がる過程についても詳しく書かれているので、自分が仕事でうまくいかない時に読んだりすることで、とても励みにになりますし、人生の教訓にすることもできました。現状の自分に満足することなくより高みを目指す武豊騎手の向上心を自分も見習っていかないといけないなと感じました。

誰も書かなかった 武豊 決断がおすすめでない人

こんな人はおすすめしない

  • 武豊騎手にあまり興味がない人
  • 文字だけの本を読むことが苦手な人
  • 読書する時間がない人
  • 競馬に苦手意識がある人

"武豊騎手について書かれている本なので、武豊騎手にあまり興味がない人にとっては、読んでて退屈になってしまうかと思います。
また、ずっと文字だけが書かれておりマンガ形式で書かれているわけではないので、ひたすら文字を読むことが苦手な人にとっても読み続けることは難しいかもしれません。
本のボリュームも結構多いので、読書する時間を確保することが難しい人にとってもあまりおすすめはできません。
競馬に関する本なので、競馬に苦手意識がある人にも向いていないかもしれないです。"

誰も書かなかった 武豊 決断をおすすめしたい人

こんな人におすすめ

  • 武豊騎手が好きな人
  • アスリートの本を読むことが好きな人
  • 武豊騎手のことを知りたい人
  • 競馬が好きな人

武豊騎手のことが好きな人にはとてもおすすめです。デビューから騎手を続けていく中での様々なエピソードが本の中に込められていますし、実際自分も武豊騎手の大ファンなのですが時間を忘れて読書にのめり込んでしまっていました。
武豊騎手とはどんな人なんだろうと知りたいと思っている・興味を持っている人にも読んでもらえれば武豊騎手について知ることができると思います。
競馬について書かれている本でもあるので、競馬が好きな人も読んでて楽しいと思います。
また、騎手もアスリートの一種なのでアスリートについての本を読むことが好きな人にもおすすめできます。







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