ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:年をとると受け入れられるようになる。
- 2:いつでも、人は変わることができる。
- 3:良い人である必要はない。
愛知県にお住いのペンネームくつしただるまさん39歳女性(職業:その他)から2021年3月頃に読まれた新しい生活を読まれたレビューになります。
新しい生活の内容
人間は、いつでも変わることができる。それは、年を取るごとに、周りへの配慮も、若い頃よりはできるようになる。今よりももっと自分はよくなっていくだろうという未来を明るくてらしてくれるような本です。曽野綾子さんが、優しく人に寄り添いながら、年齢とともに人生は豊かになっていくんだよ。ということを教えてくれます。決して、「人に好かれるべきだ。」などという説教じみた本ではありません。肩の荷を下ろせるようなホッとさせてくれる本です。
新しい生活の著者について
著者:曽野綾子さん
とても有名な日本の作家さんです。エッセイなど、幅広く執筆活動をされています。カトリック教徒の方です。
新しい生活本の要約
この本から学べるポイント
- 1:年をとると受け入れられるようになる。
- 2:いつでも、人は変わることができる。
- 3:良い人である必要はない。
私の主観ですが、中年以後からの生き方のヒントを見つけることができるような本です。年を取ることは、悪くない。むしろいろいろなことを知り、プラスになっていくんだよ。と身軽になっていくんだよ。と寄り添ってくれます。曽野綾子さんの本は、いつでも「あなたは、そのままでよい。良い人である必要はないんだよ。」と心が軽くなるような言葉をかけてくれます。こちらの本も、年を取っていくことで、あれもできない、これもできない。ではなく、ポジティブに考えようとしています。
年をとると受け入れられるようになる。
中年以後は、周りのかたに配慮できるようになる。ということに、はっとさせられました。今の私の状況は、家族のことが中心で、特に、子供のことばかりですが、子供が成長したら、周りにもう少し目をむけることができる人でありたい。と思いました。なかなか、今の生活に追われて、周りのことが見えていない気がしていました。なので、この本を読んで、あらためて、年をとっていくことで分かってくることがたくさんあるんだと痛感しました。
いつでも、人は変わることができる。
いつでも人は変われる。なかなか、人は変われないという言葉はよく聞きますが、変われるかもしれないと思わせてくれました。年を取ることで、次第に変わってくることがあるんだ。と思うと気が楽になります。肩ひじ張って、「こうあるべきだ。」と性格を変えようと思っても変えることは難しいです。でも、自然に年を取ることで、良い方向に変わることができたら、とても素晴らしいことだと思ったからです。私も、器の広い年の取り方をしていきたいです。
良い人である必要はない。
曽野綾子さんのエッセイは度々読ませていただいているのですが、「良い人である必要はない。」というメッセージをいつも感じます。ありのままの自分で良いんだよ。とふっと肩の力がぬけるようなメッセージを残してくれます。曽野綾子さん自身の経験も、こちらの本に、ぎっしり詰まっていて、とても偉大な方なのに、自分もこんな人間なのよ。ととても謙虚に自分のことをおっしゃっています。良い人になると疲れてしまう。嫌われたら嫌われたで、それもあなたなのよ。と教えてくれる本です。
新しい生活を読んでの感想やレビュー
曽野綾子さんの本は、本当に優しいメッセージがたくさん込められています。そのなかでもこちらの「新しい生活」は、中年以後も楽に生きられる、若い頃よりも、もっと人に配慮できる、心配りができる人間になれる。と人は変われるんだ。年を取ることによって、新しい生活を想像することができました。だんだんと顔のしわも深くなって、体力も若い頃よりは、なくなってきましたが、年を取ることも悪くないと思わせてくれる本でした。
新しい生活がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 若い方
- もっと自分をよく見せたい方
- 年を取ることに抵抗がある方
- 未来に向けて成功したい方
- 良い人であるべきだと固定観念を持っている方
若い方には、あまりおすすめではありません。読んでみてもピンとこないと思います。人生をありのままに受け入れていくことが大事だという本なので、若い方は、まだまだ「成功したい。まぁまぁな人生なんで嫌だ。」とエネルギッシュだと思うので、あまり向かないかなと思いました。もっと自分をよく見せたい人、良い人で思われたい人にもおすすめできません。良い人である必要ではない。と肩の荷を下ろしてくれるので、向上心があってよりよくしたいと思っている人には、向かないかもしれません。
新しい生活をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 中年以後の方
- 良い人であるのに疲れた方
- 年を取っていくことが怖い方
- 明るい未来を信じたい方
- 謙虚でありたい方
やはり、中年以後の方におすすめの本だと思いました。若い方は、まだ早すぎるかなと思います。若い時には、わからなっかったことが、年を取っていくことで、わかるようになるんだよ。というメッセージが込められているからです。だんだんと年を取るとできないことが増えていきます。なので、高齢になることは、悪くない。楽しい生活が待っているんだ。と寄り添ってくれています。曽野綾子さん自身も謙虚なので、こちらの本を読めば、自分の生き方を見直すことができるきっかけになると思ったからです。