ご紹介する本
東大思考
ジャンル: 人文・思想, 哲学・思想
著者: 西岡壱誠
出版社: 東洋経済新報社
発売日: 2020/7/31
本の長さ: 275ページ
この本から学べるポイント
- 1:頭が良い人はどういう人なのか
- 2:説明力が優れている人
- 3:損をして徳を取れということ
東京都にお住いのペンネームアズさんさん22歳男性(職業:学生?)から2022年7月頃に読まれた東大思考を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
東大思考の内容
この本はタイトルにもある通り、東大思考について書かれているものとなります。私たちが一般的に理解している東大生の学力はすごいという知識がどのように構築されたのかについて書かれている本になります。そのため、この本から東大生がどのように考えて、頭がよくなっているのかについて詳しく解説しています。そのため、そのような方法を私たちが日常生活の中で実践することで考える技術や地頭力を鍛えることが可能になる一冊です。
東大思考の著者について
著者:西岡壱誠西岡さんは出版した当時は現役の東大生でした。偏差値が35から浪人を経て、東大に合格しました。この際に身につけた「思考法」「読書術」「作文術」を広めるためさまざまな活動を行なっております。
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【14分で解説】「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考(西岡壱誠 / 著)
東大思考本の要約
この本から学べるポイント
- 1:頭が良い人はどういう人なのか
- 2:説明力が優れている人
- 3:損をして徳を取れということ
この本は日常的に勉強をしている方から社会人、主婦の方など全ての人にお勧めしたい一冊です。その理由としてはこの本では、主に勉強にフォーカスをして、どのように考えるべきか、理解するべきなのかについて書いてありますが、勉強面だけでなく、この内容は日常生活においても仕事においても非常に立つためです。本質的な理解をすることやわかりやすく伝えるために頭をよくするなど、さまざまな場面において重要な要素となります。そのため、この本からそのような能力を身につけていただきたいと思います。
頭が良い人はどういう人なのか
私が一つ目に学んだ内容としては頭が良い人はどのような人であるかという点です。結論から話すと、頭が良い人は咀嚼が上手い人になります。例えば、難しい内容の話などをしている際に日常レベルに咀嚼して話を言い換える、理解することができるような人です。また、説明が上手い人においても頭が良い人です。これは話の咀嚼レベルが高く、相手が理解できる内容に落とし込んでいるためです。頭の使い方一つで頭がまるで良いかのように思われるのです。
説明力が優れている人
私が二つ目に学んだ内容としては説明力が優れている人についてです。先ほども、説明力に富んでいる人は頭が良いと説明しました。説明ができる人とは内容の咀嚼レベルが高いだけでなく、伝える能力も高いのです。人は物事を理解する際に、既知と未知を結びつけて説明を受けると納得して理解することができるのです。そのため、例え話や関連事項の説明が非常にうまいのです。これらの能力は日常生活で本質的にさまざまなことを理解している必要があります。
損をして徳を取れということ
私が三つ目に学んだ内容としては損をして得をとれということについてです。これは51対49の法則や返報性の原理などに代表されるお話です。つまり、買い手の方が少し得をするようにするとビジネスはうまくいくということ、人間はもらったものは返さないとという気持ちが強くあるということです。これは私たちの日常生活の中でもよおくあるのではないでしょうか。この内容を頭に入れることで、自分の望むような結果になるにはまずは自分から動かなくてはならないことを理解することができると思います。
東大思考を読んでの感想やレビュー
私がこの本を読んで感じたことは東大生の日常生活への解像度の凄さです。私も日常生活の中でさまざまな情報に触れ、視覚的に捉えていると感じていました。ですが、実際に質問をされたたり、難しい話を咀嚼して小学生でもわかるように説明をしようとすると日常生活で得ているはずの情報を結びつけることができなかったのです。そのため、この本を読んで、日常生活の中でさまざまな情報を流すのではなく、本質的に理解することを心がけています。
東大思考がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 考えることが苦手な人
- 現状が楽しい人
- 日常生活や仕事で説明する機会が少ない人
- なし
- なし
基本的に全ての人にお勧めですが、勉強や考えるということが苦手な方にはお勧め致しません。その理由としては、そのような人にとって勉強をすることや考えることに対する悩みの大きさはさほどでしかないと考えるためです。もし、勉強や考え方に悩みを抱えているのであれば是非、読んでいただきたいです。ですが、そうでない人にとってはこの本を読むことよりも尊敬する先輩や上司の話から学ぶ方がより効果的であると思うためです。
東大思考をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 頭が良いと思われたい人
- 地頭力を鍛えたい人
- 説明力を鍛えたい人
- 東大生の脳内に興味がある方
- 本質的な理解をしたいかた
上記に挙げたような方は頭を良くしたいなどさまざまな目的に対して向上心のある方であると思います。または、現在の学習方法などに少し悩んでいるような方であると思います。そのような人たちにとってこの本は根本的な考え方やすぐにでも実践することができる方法が記載されているので、非常に役立たせることが可能であると思います。また、日常生活の解像度を高めるということや本質的な理解をするための基盤を構築することは生きていく上で、さまざまな場面において重要な要素となります。そのため、早いうちからこのような考え方について学び、実践することをお勧め致します。