ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
実用性
この本から学べるポイント
- 1:命とはあなたが使える時間のこと
- 2:辛い出来事の意味は後からやってくる
- 3:人生の先輩は命の語り部に
静岡県にお住いのペンネーム増田桂子さん34歳女性(職業:その他)から2021年1月頃に読まれたいのちのメッセージを読まれたレビューになります。
いのちのメッセージの内容
命について、あるいは、これらかどう生きていべきなのかを詳細にしるした本です。若い私達がどうやって生きていけばいいのかだけではなく、お年寄りの対しても、どういうふうに接していけばいいのか書かれていて、とても勉強になる本です。お医者さんである日野原重明先生であればこそ、命の大切さや、生きることの素晴らしさなどがわかるのだと思います。同時に、生きていることを誰かに感謝したいという気持ちも湧いてくるような、そんな素敵な本だと思います。
いのちのメッセージの著者について
著者:日野原重明
現在はお亡くなりになっていますが、聖路加国際病院の名誉院長でもあり、同時に、100歳を超えても、旺盛な医療活度を続けた、すごいお医者さんです。亡くなる寸前まで本を書き続けていたそうです。
いのちのメッセージ本の要約
この本から学べるポイント
- 1:命とはあなたが使える時間のこと
- 2:辛い出来事の意味は後からやってくる
- 3:人生の先輩は命の語り部に
命とは、あなたが使える時間の事。辛いことの意味は後からやってくる、などの若い人へのメッセージや、高齢者は、家族のありがたさや、太平洋戦争の事を伝えていく語り部になってほしいという内容が書かれています。また、人が一番成長するのは、人との出会いであり、絵が大変苦手だった人が、素敵な絵の先生を紹介され、立派な画家になってしまったというエピソードも掲載されていて、文章もわかりやすく、本当に、これから生きていく私達にとってありがたい書籍です。
命とはあなたが使える時間のこと
命について私は、真剣に考えたことはなく、適当に生きてればそれでいいのかと思っておりました。しかし、命というものは限りがあること、この本では、自分自信の体でも、何でもなく、自分が使える時間なのだというところは、すごく感動しました。自分が使える時間をどうやって生かしていけばいいか。これは、やっぱり生きているからこそできることではないでしょうか。それを、一生懸命考えて、何をして生きるべきなのか、を本当に考えさせられました。
辛い出来事の意味は後からやってくる
私は、音楽学校在学中に、師匠であるピアノ教室の先生とトラブルを起こし、先生に十分に教えてもらうことができなかったという辛い出来事がありました。その当時は、本当に辛くて、もう死んでしまってもいいと思っていましたが、この本の「辛い出来事の意味は後からやってくる」という言葉を読んで、もしかしたら、辛かったこの事件も、なにか教訓に変わるかもしれない。だからもう少し生きてみようという気になることができました。まだ、結論は出ていませんが、きっとそうなのだろうと思って生きています。
人生の先輩は命の語り部に
私は、お年寄りというのが正直苦手でした。お年寄りってなんでこんなに不条理な事を言うのかとか、本当になんでと思ってしまいましたが、お年寄りは、戦争のこととか、困難な時代事をたくさん知っており、過去の苦しい時代の行き方などを教えてくれます。そういう事をもっと教えてほしいなと思いました。お年寄りは、そういう事を語ると言う意味で大事な存在です。決して蔑ろにしてはいけないとこの本を読んで思いました。とても素敵な本です。ぜひおすすめです。
いのちのメッセージを読んでの感想やレビュー
日野原先生が、戦争で苦労されたことや、聖路加国際病院で、多くの患者さんを看取ってきたことに始まり、命のこと、人生のこと、高齢者のことなどを、わかりやすく記されていた本でした。私自身、これまで生きた中で非常に辛い体験もあったため、どうして生きているんだろうかと悩んでしまっていましたが、その中で答えの一つを出してくれたような、そんな感動的な本でした。これからも、なにかに迷ったときは、この本を読んでみようと思っています。
いのちのメッセージがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 人生について真剣に悩んでいない人
- 今が楽しければいいと思っている人
- 医療関係者を嫌う人
- 生きていても意味がないという投げやりの人
- 誰がやっても世の中は変わらないと思っている人
人生について、悩んでいる人にはとても良い本だと思います。ただ、今が楽しければいいと思っている人や、どうせだれがやっても世の中は変わらないなど投げやりの人は、向かないと思います。今が楽しければと考えている人は、生きる希望とか、命のこととか、そのようなことは、ただの説教に過ぎないと見てしまう可能性が大きいから、この本を読んでも何も感動しないと思うので、おすすめしません。人生について、生きることについて真剣に悩む人のための本です。
いのちのメッセージをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 命について考えたい人
- 辛い出来事が会って、悩んでいる人
- お年寄りとどう接して行けばいいのかよくわからない人
- 人生で、なにか大きなことにチャレンジしてみたい人
- 絶望的になってしまって、希望を持てない人
私は、何気なく買った本でしたが、生きることについてとても勉強になりました。それまで、人生に絶望的な状態だった私が、この本を読んで、もう一度生き直そうと思うことができたので、とても嬉しく、同じように悩んでいるかたに、ぜひおすすめしたいと思ったからです。この本は決してお説教的なところがなく静かに語りかけてくれているような文体であることも、また読みやすくて、それもおすすめできる理由の1つです。ぜひ読んでみてください。