ご紹介する本
バカでも稼げる「米国株」高配当投資
ジャンル: ビジネス・経済, 経済学・経済事情
著者: バフェット太郎
出版社: ぱる出版
発売日: 2018/4/28
本の長さ: 208ページ
この本から学べるポイント
- 1:投資に対するイメージが180度変わる
- 2:なぜ投資しなければならないのかがわかる
- 3:投資する上での戦略が見える
長崎県にお住いのペンネームかんきちさん24歳男性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2022年10月頃に読まれたバカでも稼げる「米国株」高配当投資を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
バカでも稼げる「米国株」高配当投資の内容
投資を行う上でのリスクや注意点を促し、そのリスクを踏まえた上で、様々な方法で、それぞれどの程度のリターンがあるかを提示し、最も合理的な米国株投資について特集。
米国株投資のパフォーマンスや傾向、投資の仕方を過去150年にわたるデータを基に教えてくれます。
また、投資と聞くと怪しいと感じる人も多くいるとは思いますが、投資とは資産運用とは一体何なのかを教えてくれます。
そして、現在の生活や価値観が全く合理的ではないことも知ることが出来る、経済的自立の為の一歩を踏み出すキッカケとなる本です。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資の著者について
著者:バフェット太郎サラリーマンとして働く一方で、2011年から投資家人生をスタートした方です。
著者は様々な失敗を繰り返し、最も合理的な投資法を見つけ、現在も確実な資産運用を探求されています。
Youtube
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バカでも稼げる「米国株」高配当投資本の要約
この本から学べるポイント
- 1:投資に対するイメージが180度変わる
- 2:なぜ投資しなければならないのかがわかる
- 3:投資する上での戦略が見える
老後のお金の不安、現在のお金の不安を感じている方におすすめです。
お金の不安を抱える方が、その不安を払拭するためには経済的に自立する必要があります。
経済的自立とは、最低限として年間支出費の25倍の資産を保有しているという事です。
一般人の私には到底無理だ。。。と感じる方に向け、一般人でもお金持ちになれる。お金持ちであり続けられる確実な方法の一つである投資について書かれています。
投資は専門家がやる難しいものだ。。。と感じる人でも、その価値観が180度変わるようなステップや戦略、そもそも投資とは何か?を、タイトルにある通りバカでもわかるように教えてくれる本です。
投資に対するイメージが180度変わる
人生を100年と仮定して、引退後もお金が必要であること。また、そのお金は70歳まで働いたとしても貯めることはできない事。
その理由は大きく分けて3つあり、1つは月々の収入額は誰しもが把握しているが、支出額を正確に把握している人は少ない事。月の支出額が不透明だと、家計も不安定になります。
2つ目は貯蓄を確実に行える人が少ないこと。余った分を貯蓄に。。。そのような考えだと貯蓄など二の次になります。また、100万円などの大台に乗ると満足してしまう人も多いことも挙げられます。
3つ目は広告に乗せられ、高額出費をしてしまう、全く合理的ではない伝統的な生き方をする人が多い事。
これは新車の購入や、住宅の購入、旅行などの高額出費のことを指します。
30代、40代と余裕が出てきた人は貯蓄などに回さずこのような高額出費にお金を費やすことでお金が一向に貯まらない現象が起きます。
なぜ投資しなければならないのかがわかる
以上の3つの点から、100歳までの間経済的自立を達成する方法は、資産運用。つまり投資です。
投資に対するイメージは、為替レートを見て株式を見てパソコンに張り付いて、証券などを売買し、とんでもない借金を負うリスクもある専門家しかできないことだ。そんなイメージがあると思いますがそれはただのギャンブルです。
本当の投資とは、資産を防衛しながら最大化させる為のものだという価値観を得ました。
また、投資を行うためのステップとして
1つ目に負債の完済、二つ目に毎月の収入から10%?25%を天引きして投資や貯蓄に回すこと。
また、支出を把握して残った金額で生活できるレベルまで支出をカットすること。
その上で天引きした金額の70%を資産運用、30%を貯蓄に回すことを学びました。
また、貯蓄についての最低限の目安は3ヶ月分の生活費です。
投資する上での戦略が見える
上記のステップをクリアし、いざ投資を行う時の注意点として、絶対に手っ取り早くお金持ちになろうとしないこと。
資産運用とは、配当株投資でコツコツと、愚直に毎月投資をし、配当も再投資を長い時間をかけて行うことが大切で、その方法を分散することで資産が目減りするリスクも抑えられることを学びました。
投資のイメージは仮想通貨やグロース株に集中投資して一気に億り人!といったものでしたが大きく覆りました。
ポイントは、長く、分散し、コツコツとです。
それ以外の投資法は投資ではなくギャンブル。
愚か者の投資戦略だそうです。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資を読んでの感想やレビュー
私自身、お金に対する不安や、家計を管理する上で支出をあやふやにしていたり、天引き貯蓄法を行っていなかったり、投資を怪しいものと思い込んでいました。
しかし、この本を読んでからは180度意識が変わり、支出カットをどんな少額でも行い、天引きで貯蓄する事を覚え、高額な出費をする際は、それを目標にしてお金を貯めることとしました。
また、資産防衛や、資産の最大化のために投資も始めましたが、お金に対する意識や知識、世界的な経済まで目が届くようになり、今後の動向が予想できるまでになりました。
この本を読んだことがキッカケですので、控えめに言っても人生を変えてくれた一冊となりました。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 資産運用の重要性を理解していない人
- 今、将来の収入が確約されたものだと信じる人
- 高額出費を繰り返す伝統的な生活に危機感を感じていない人
- 価値観に対する指摘を受けても受け入れられない人
- コツコツ積み重ねる事を嫌う人
この本で得られる情報はかなり有益なので多くの人に見てもらい情報を活用してもらいたいですが、近年資産運用が重要視されている、国が推奨してきていることを理解していない人、理解しようともしていない人がこの本を読んでもピンと来ることはまずないでしょう。
また、会社員で生涯1つの会社に勤めることで安定している!と認識している人は、その給料が確約されたものではないから資産防衛、資産運用するという発想になりませんし、その意見を跳ね除けるでしょう。
次に、高額出費を繰り返す人は、住宅が資産にならないことを理解しておらず、正しいこと、得なことと勘違いしています。それに危機感を感じていない人はこの本を読んでも何も変わることはないでしょう。
次に、この本は結構ズバズバとストレートに著者の合理的な意見や見解を投げかけてくるので、それを受け入れられない人はこの本を投げ捨てることでしょう。
そして、コツコツと積み重ねる事を嫌う人は、そもそも貯蓄や投資などの資産運用に向いていません。
コツコツと積み重ねる事でしか99%はお金持ちになれない事をデータを用いて提示されますので、せっかく有益な情報をこの本で手に入れても無駄になる事でしょう。
バカでも稼げる「米国株」高配当投資をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- お金の不安を抱えている人
- 生活が苦しいと感じている人
- 自分の身の丈に合った生活の定義を知りたい人
- 経済的自立をしたい人
- 投資する上での戦略を知りたい人
お金に不安を抱えている人は、不安を払拭するまでのステップが見えます。
また、生活が苦しいと感じている人は、なぜ今の生活が苦しいのか、苦しい状況を打破するにはどのようなことを行えばいいのかがわかります。
身の丈に合った生活が分からない人に対しての回答は至ってシンプルだということが本を読めばわかります。
経済的自立をしたい人が今すぐ行うべきことや、そのステップ、将来目指す所までどのように駆け抜けて行けばいいのかがわかります。
そして最後に投資戦略について知りたい人、この人に投げかける言葉はただ一つ。すぐお金持ちになろうとするな。
なぜこの言葉になるのか?そう感じた人はこの本にデータを基にした事実が書いてありますから、疑問に思う前に見てください。