ご紹介する本
書く習慣
ジャンル: ビジネス・経済
著者: いしかわゆき
出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日: 2023/4/28
本の長さ: 221ページ
この本から学べるポイント
- 1:難しく考えずにまずは書いてみることの重要性。
- 2:自分日常は、他者にとっては非日常になりうるということ。
- 3:インプットとアウトプットの重要性
埼玉県にお住いのペンネームなのはなさん28歳女性(職業:専業主婦(主夫)?)から2022年6月頃に読まれた書く習慣を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
書く習慣の内容
書くことを習慣にして、自分の生活を整える方法を発信している一冊です。書くことは、自分の頭の中や気持ちが整理され、今後の生活改善のきっかけになるということが書かれています。そして、ただ改善するのではなく、楽しみながら、他者とつながりながらそれをしていくことで、さらに自分の中に落とし込んでいける可能性を読みやすく、面白く書いています。書くことが、ただ書くで終わるのではなく、私たちの日常と密接にかかわっていて、彩を加えてくれるということを実感する一冊です。
書く習慣の著者について
著者:いしかわゆき取材やコラムを中心に執筆している、フリーランスライター。現在は、声優やグラフィックレコーダーとしても活躍している。
Youtube
【要約】書く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な文章力〜【いしかわゆき】
書く習慣本の要約
この本から学べるポイント
- 1:難しく考えずにまずは書いてみることの重要性。
- 2:自分日常は、他者にとっては非日常になりうるということ。
- 3:インプットとアウトプットの重要性
書くということを習慣にし、生活を豊かにする方法について書かれている一冊です。書くことには様々な方法があり、読者一人一人にあった方法を導いてくれるような構成になっています。それぞれの方法で、書く習慣を身につけ、自分の日常を発信したり、他者の表現に触れ、新たな気付きを得たりして、その積み重ねの重要性を実感する一冊です。また、とてもわかりやすく、面白く書かれているので、読んでいて苦痛に感じることはなく、楽しみながら読めます。
難しく考えずにまずは書いてみることの重要性。
考えがまとまってから書くのではなく、考えをまとめるために、まずは書いてみることが大切だということです。ノートでも、手帳でも、パソコンでも、書きやすいもので、自分が今感じているありのままをひたすら書いていくと、書くまでずっともやもやしていたことの正体が浮かび出て、スッキリする瞬間があります。そのスッキリした感覚が、自分の生活を充実させる第一歩となり、それを積み重ねていくことで生活が整い、うまく回りだすということを、この作品が教えてくれました。
自分日常は、他者にとっては非日常になりうるということ。
書くことが習慣になり、整いだすと、次第にほかの何かを追求してしまいたくなることがあるかもしれません。しかし、そうではなく、自分の定着した日常を、発信してみることで、それを見た他者が反応し、新たなつながりができるということが書かれています。自分にとっては変わり映えのないことも、他者が見たらそれは日日常で、新たな発見や面白さがあるかもしれない。自分が発信したものをどう感じるのかは、自分ではなく、他者だということを教えられました。
インプットとアウトプットの重要性
上記にもあるように、自分のことを発信することもたいせつだけれど、それだけでは続かないということです。自分を表現することに行き詰まった時、他者の表現に触れることで、逆に新たな気づきを受け取れるのだと実感しました。また、その時に、ただ触れるのではなく、自分はなぜ、この作品に惹かれるのか、この作品を通して、何を思うのか、さらにそれを踏まえて今後はどうするのかを考える時間を設けることも大切だと書かれています。
書く習慣を読んでの感想やレビュー
書くことはもともと好きでしたが、何をかけばいいのかわからないというのがまさに私自身の悩みでした。そんな時にこの作品に出合い、読んでみて、まずは難しく考えず、書いてみて、書きながら気が付けばいいということがわかり、それ以降はとても楽しんで書けるようになりました。今では、自分のことを発信したり、他者とつながったりして新たな気付きを得ることの楽しさも実感しています。書くことは、それだけでなく、自分を知り、さらなる可能性を広げることだと思いました。
書く習慣がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 書くことが嫌いな人
- もうすでに書く習慣が身に付き、生活が充実している人
- 続けることが難しい人
- なし
- なし
書くことだけでなく、何かを始めるときに必要なことが書かれていると思うので、基本的にすべての人におすすめしたいですが、敢えていうなら、以上の3つがあてはまるひとです。書くことに関することのみが書かれているわけではないですが、書くことに重きをおいている作品であるため、それを好きで、したいと思える人でないと、実際にするときにストレスになるかもしれません。また、自分の生活が思うように整っていて、精神的にも身体的にも改善したい箇所がない人も、この本に書かれていることと同じようなことをすでにできているのではという考えから、読まなくてもよいかと思います。最後に、この本を読んで、書くことを継続することの重要性を実感したので、継続することが難しい人にとっては、苦痛に感じてしまうかもしれません。
書く習慣をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 書くことが好きな人
- 書きたいけれど、何を書いたらいいのかわからない人
- 自分の考えをうまく整理できない人
- なし
- なし
書くこと自体が好きな人であれば、読みやすいという点も加わり、大変参考になる本であると感じます。好きなことを深めて他者に発信したり、表現してみようと思わせてくれるからです。また、書くことは好きでかきたいけれど、何から書いたらいいのかわからないという人にもおすすめです。先ほども上げたように、お悩み診断チャートがついていて、読者一人一人にあった書き方を提案してくれます。さらに、自分の考えをうまく整理できない人にも、読んでいただきたいです。この本で自分にあったを見つけ、実行、継続することで、自然と自分の考えがクリアになり、新たな自分を発見することができます。