ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:金融リテラシーを高めることの大切さ
- 2:自分の人生は一度しかないため、好きなことに時間を費やすことの大切さ
- 3:自分の労働以外でお金を増やすことの重要性
神奈川県にお住いのペンネームうくれれさん34歳女性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2021年8月頃に読まれた本気でFIREを目指す人のための資産形成入門を読まれたレビューになります。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門の内容
表題のとおり、早期にセミリタイアするために、どのように資産形成をしていったらいいのかの記載がある本になります。
セミリタイアするためにどのようにお金をつかったらいいのか、ライフスタイルから投資に関することまでの記載がされています。
ライフスタイルに関しては、例えば、ジムに通わず、階段を利用することや、投資に関しては給与の半分を高配当株を買うことにする等の内容が書かれています。
お金の守り方から増やし方の基本的な内容が書かれているものになると思います。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門の著者について
著者:穂高唯希
「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた」のブログから当該書籍の出版に至りました。実際30代でセミリタイアを実現させたことで話題となった方です。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門のYouTube(ユーチューブ)
「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「明快キングル」がアニメーションでストーリー仕立てでわかりやすく細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門本の要約
この本から学べるポイント
- 1:金融リテラシーを高めることの大切さ
- 2:自分の人生は一度しかないため、好きなことに時間を費やすことの大切さ
- 3:自分の労働以外でお金を増やすことの重要性
筆者がセミリタイアを目指すきっかけとなったのが日本のサラリーマンの働き方になります。定年を迎えるまでいわゆる社畜のような人生を送ることに筆者は違和感を覚え、自分の人生を自分の思いのまま生きるためにセミリタイアを目指すようになります。そのために、極力、支出を抑え(ただし、心が乏しくなるようなところまでは切り詰めない)、自分の労働によって得たお金を働かせること(投資をする)により、資産を増やしていくこ方法について書かれています。
金融リテラシーを高めることの大切さ
日本は海外に比べて金融リテラシーが著しく低いことに危機感を覚えました。海外は投資をして、お金を増やすことは当たり前であり、幼少期の教育の一環として金融の教育が組み込まれています。一方で、日本の義務教育では、金融に関する授業は全くなく、社会に出てから、金融に興味がある人は自ら学ぶ方法以外、学ぶ術がありません。このような状況下では、海外と日本では、資産形成に方法に差が出ることは当たり前であり、日本人はインフレに対応できない状況になってしまう。
自分の人生は一度しかないため、好きなことに時間を費やすことの大切さ
終身雇用が当たり前であったころは一つの会社で定年まで勤めあげることが立派であるかのような文化が根強くあり、会社によってはそのような文化が今だに存在していると思いますが、現在では、いつ会社が倒産してもおかしくない状況であり、会社に人生をささげることの意味合いが薄れてきています。筆者もいわゆる社畜というような働き方に自分の貴重な時間を費やすことに違和感を感じ、早くそのような状況から脱出し、自分らしく生きることに時間を費やすことの大切さを学ばせてもらった。
自分の労働以外でお金を増やすことの重要性
学生のときから自分の時間や労働以外をお金にすることが当たり前の感覚であったため、「お金に働いてもらう」ということ発想がありませんでしたが、より早く資産形成をしていくためには、自分だけが働くことだけでは限界があり、お金にお金を生み出してもらうことが必要であることを学びました。その方法として、投資があるわけですが、投資は損をするデメリットもあり、筆者の経験上、再現性が高い高配当株への投資について、知識を深めることができました。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門を読んでの感想やレビュー
一生懸命働くことはもちろんですが、それだけで人生が終わることについて、一度考えるきっかけをくれた書籍になります。
この書籍を読んで、自分の当たり前を見直すきっかけになりました。いわゆるパラダイムシフトです。
この書籍を読む前は、一生懸命、時間を費やし、会社に貢献することが美徳であり美学であるという考えが自分の中にありましたが、それだけではないということをこの書籍から学ぶことができました。自分の人生を豊かにするきっかけになったと思います。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門の口コミ
朝活読書📚
今朝読んだのは『本気でFIREを目指す人のための資産形成入門』【投資適正】
×FX&仮想通貨(撤退済)
△積立NISAは(解約済)
△不動産投資(2戸保有中)
◎高配当株価投資(260万程運用中)漠然と上のように思っていたけど、やっと府に落ちた。
来週ブログでアウトプットしよう! pic.twitter.com/Ra8OGAAAUY— アベベ (@abebe_seller) July 31, 2020
📕本気でFIREを目指す人のための資産形成入門📕
有名な三菱サラリーマンさんの書いた本ですね!めちゃめちゃ面白かったです😆
・経済的自由をめざすうえでの考え方
・具体的な投資方法の紹介
・資産形成は目的ではなく手段
・日本は恵まれている
・階段は資源(これ大切)特に若い人にオススメです😊 pic.twitter.com/NXvUC6th3e
— タケ@薬剤師💊&投資初心者🔰 (@kaiji96) November 18, 2020
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門、読了。
いままでお金に関してあまり興味なかったけど、そういえばのそういえば株を買うことってそもそも消費じゃなくて資産やん、っていう単純な仕組みを改めて知ったと同時に、労働の対価でお金もらってることの違和感から解放できた本だった。 pic.twitter.com/UWqXs4QvRD
— じゆうなブライアン@ついったー疲れたbot (@mypace_brian) October 31, 2020
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 投資に恐怖心が強い人
- セミリタイアに興味がない人
- 社畜であることに誇りを持っている人
- 終身雇用に強いこだわりがある人
- 働くことが生きることだと考えている人
この本のベースとなっているのは、労働から離れて、自分の人生を自分のために生きていく考えがベースとしてない方には興味を抱いてもらうのは難しいと思います。
例えば、昔からの考え方として、終身雇用が当たり前、定年まで働くことが誇りというような考え方をベースに自らを鼓舞している人の考え方とは真逆の話であるため、そのような方が読み進めても得られる共感はすくないため、学びも少ないと思いますし、仕事に対するモチベーションを下げる可能性も出てきてしまいます。
本気でFIREを目指す人のための資産形成入門をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- より豊かな人生をおくりたいと考えている人
- 会社で働き続けることに抵抗感や疑問がある人
- 興味があることが多くて、仕事だけで人生を終えたくない人
- 金融リテラシーを高めたい人
- セミリタイアを早期にしたい人
現状を変えたいと思いつつも、何をどのように変えたらいいのかわからない人に対してかなりオススメの本になると思います。
投資の本はいっぱい出版されていますが、難しい用語や言葉が多い上に再現性が高くないものにまで言及しているものも多いと思いますが、当該書籍は投資について必要最低限の話題にとどめているため、投資初心者の方でも、それほど抵抗感なく読み進めることができると思います。また、投資に興味がなかった人であっても、なぜ投資が大切なのかを考えるきっかけになると思います。