ご紹介する本
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典
ジャンル: 暮らし・健康・子育て, 家事・生活の知識
著者: 石田勝紀、カワグチマサミ
出版社: KADOKAWA
発売日: 2022/2/24
本の長さ: 184ページ
この本から学べるポイント
- 1:言い換えるだけで親も子どもも楽になれること
- 2:ネガティブワードを言わないようにするのではなく減らすくらいで大丈夫ということ
- 3:子どもの自己肯定感を高められるのは親だけだということ
山口県にお住いのペンネームyyさん38歳女性(職業:その他)から2022年10月頃に読まれたみんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典の内容
子どもの自己肯定感を高めるための声掛けのヒントが書いてある本です。イラストも多くて見やすく、自分の悩みと合うページだけさっと読めるようになっているので辞典というネーミングになっています。子どもについつい言ってしまっているネガティブワードをポジティブワードに言い換えるコツが書いてあります。親が反省するためのものではなく、言い換えることで親自身が楽になり、子どもの自己肯定感も高められる、といった非常にポジティブな内容になっています。
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典の著者について
著者:石田勝紀、カワグチマサミ石田勝紀さんは20歳で学習塾を立ち上げ、今までに4000人以上の子どもたちに対し、学力を向上させることで自己肯定感を高めてきた人です。
カワグチマサミさんは主に家族と働き方をテーマにして、漫画家、イラストレーター、エッセイストとして活躍されている人です。YOUTUBEを変換
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典本の要約
この本から学べるポイント
- 1:言い換えるだけで親も子どもも楽になれること
- 2:ネガティブワードを言わないようにするのではなく減らすくらいで大丈夫ということ
- 3:子どもの自己肯定感を高められるのは親だけだということ
子どもの自己肯定感を高めるための親の声掛けについてすぐに実行できるように具体例がたくさんわかりやすく書いてある本です。3つのモデルの家族が登場し、子どもの性別や性格のタイプ別に様々なシーンで使える声掛けが書いてあります。ゲームをやり過ぎてしまう子どもへの声掛けやいつもじっとしていられない子どもへの声掛け、兄弟げんかをしてしまう子どもたちへの声掛けなど、とてもためになる声掛けのヒントが満載。子育ての悩みをとっても軽くしてくれる一冊です。
言い換えるだけで親も子どもも楽になれること
日々の生活の中で子どもに対してイライラしてしまうことはたくさんあると思います。何度も同じことで注意しなければならないとなると、親の方もつらくなってしまいます。でも、怒るのではなく、ポジティブな言葉に換えて声掛けすることで子どもの反応が良い方向に変わってくれるとしたらお互い嬉しくなります。なぜ子どもがそういう行動に出るのか理解を示し、まずは寄り添う。その上で子どもが自分で考えて行動できるような声掛けをすることをこの本で学びました。
ネガティブワードを言わないようにするのではなく減らすくらいで大丈夫ということ
これまでの子育ての中で知らず知らずの内に子どもに対してたくさんのネガティブワードを浴びせていたかも、となると落ち込んでしまいます。しかし、親だって人間。全てを完璧にするのではなく、ネガティブワードを減らすように心掛けるだけで子どもは変わるとこの本で知りました。また、子どもの気になる行動を諦めるのではなく、ポジティブワードの声掛けに換えることで今までより良い方向に変わっていけるなら素敵なことだなと思いました。
子どもの自己肯定感を高められるのは親だけだということ
子どものありのままを受け入れて肯定してあげることで自己肯定感は育つそうです。とはいえ、甘やかしてしまってはと心配になります。しかし、家庭から一歩外に出れば子どもは失敗したり評価されたり、厳しい環境にさらされることになります。そんな子どもたちをちゃんとよく見て受け入れてあげられるのは親だけ。子どもの気になる部分を受け入れ、ネガティブワードではなくポジティブワードで伝えていく。そうやってしっかり褒めてあげればいいのだということをこの本から学びました。
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典を読んでの感想やレビュー
この本を読んで目からウロコな発見がたくさんありました。ゲームをやり過ぎてしまう子ども掛けるポジティブワードなんてあるわけないと思っていましたが、怒らない言い方もあるものだなと感動しました。自分の子どもには当てはまらないこともたくさん書いてありましたが、考えも及ばなかった子育ての悩みに触れるのも読んでいて興味深かったです。そして何よりも、ネガティブワードをポジティブワードに言い換えるということはとても簡単だということが驚きでした。ついついネガティブワードを言ってしまうことはあるけれど、それも完璧でなくて大丈夫ということも学んだし、とても読んで良かったと思う本でした。
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 子育ての悩みがない人
- 自分の子育てに絶対の自信を持っている人
- いつも子どもにポジティブな声掛けをしている人
- なし
- なし
基本的には誰に対してもおすすめな本なのですが、子育てをしていない人は興味を持てない内容かもしれません。しかし、子育てに関することはどんな人間関係においても参考になることも多いかなと思うので読んでみたら面白いかもとも思います。また、子育て中であっても自分の子育てに絶対の自信がある人だと、すでに子どもに対してポジティブな声掛けを実行していたりと参考になることが少ないかもしれません。でもそんな人も答え合わせをするような感じで読んでみるのもいいのではないかと思います。
みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 子育て中でついつい子どもを怒ってしまうという人
- 子どもが親のいうことを聞かないと悩んでいる人
- 繊細な子どもに対してうまく叱れないと悩んでいる人
- 兄弟や姉妹の子どもそれぞれにどう接したらいいか迷っている人
- 自分の子育てに自信が持てない人
この本では子育て中の親の誰もが抱えるであろう悩みがたくさんの例として挙げられています。3つの家族がモデルとして登場し、それぞれの家庭の中で抱える悩みを丁寧に解説してあるのです。3つの家族はそれぞれ子どもの年齢も性別も性格のタイプも違うし、親の年齢や性格も違います。パワーがあり余り落ち着きのない子どもや繊細な子ども、同性の姉妹など、きっとどんな親でも共感できるような子育ての悩みが満載です。子どもがいうことを聞かず、毎日同じようなことで怒って疲れはてている人や自分の子育ては間違っていないだろうかと心配をしている人にもきっと助けとなることが書いてあると思います。
