ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:幸せとは何かを得ることで満たされるのではなくどれだけ自己表現できるかである。
- 2:意識的に自分と向き合うことで感情をコントロールできるようになる。
- 3:無駄だと思われていたけど、無邪気に楽しめるようなものに今後価値が宿ってくる。
神奈川県にお住いのペンネームけいくんさん20歳男性(職業:学生?)から2022年2月頃に読まれたハートドリブン 目に見えないものを大切にする力を読まれたレビューになります。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力のYouTube(ユーチューブ)
「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」についてYouTube(ユーチューブ)で紹介している動画がないか調べてみました。
「サラタメさん」のチャンネルで解説しているので是非一度ご覧ください。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力の内容
株式会社アカツキの創業者で現在代表取締役CEOの塩田元規氏が、自身の企業を成功に導いた独自の哲学について経験と共に語っている本です。内容としては、著者が実際に新卒で企業に入社したところから起業に至るまで、また起業してから成功を勝ち取るまでの著者の経営戦略の思考の変化について深く言及されています。そして今ビジネスで求められているものをもう一度見直し、これまで正解とされてきたものを覆すような新たなビジネス戦略を提案しています。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力の著者について
著者:塩田元規
株式会社アカツキ創業者で現在代表取締役CEOです。新卒で株式会社DeNAに入社し広告事業に従事していました。そして退職後、2010年6月にアカツキを創業します。アカツキではモバイルゲームのグローバル展開に加え、アウトドア専門のアクティビティ予約プラットフォーム「SOTOASOBI」や、横浜駅の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」などを運営しています。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力本の要約
この本から学べるポイント
- 1:幸せとは何かを得ることで満たされるのではなくどれだけ自己表現できるかである。
- 2:意識的に自分と向き合うことで感情をコントロールできるようになる。
- 3:無駄だと思われていたけど、無邪気に楽しめるようなものに今後価値が宿ってくる。
著者自身の過去の経験がかなり細かく書かれているのでこれから起業を考えている人はもちろん、就活生にも大変参考になる本です。これからの時代、便利さを追求する機能的価値よりも人のワクワクや心が踊るような感情的価値がビジネスにおいて重要視されてきます。求められる価値が変わる分それを提供する企業の環境や雰囲気にも変化が必要になってきます。そこで感情的価値を生み出すための職場環境や思考法について著者の経験を元に詳細に書かれています。
幸せとは何かを得ることで満たされるのではなくどれだけ自己表現できるかである。
自分にしかできないことを社会に表現し、価値を見出すことが1番の幸せだということです。マズローの欲求5段階説によれば、自己実現が幸福の一番頂点にあるようです。モノ(カネや地位など)を得ることは自分の外側を飾るものに過ぎず、世界中に大富豪がいるようにいくら手にしたとしても欲求に限りはありません。自分をいかに成長させられるかが、人生を豊かにする唯一の道です。そのためには自分を表現しそれが社会に認められることが必要です。
意識的に自分と向き合うことで感情をコントロールできるようになる。
日々日常で感じている怒りや悲しみといったネガティブな感情などに敏感になって、なぜそういう感情に陥っているのかを客観的に考えることで、他人に対してネガティブな感情が生まれることも少なくなるということです。具体的には自己中心的な友人がいて、その友人のことが好きではなかったのであまり積極的に接することは今までしてませんでした。しかし自分の生活を振り返って客観的に見たときに、自己中心的な行動をとってしまうことがあったと認識できていれば、その友人の自己中心的な行動も仕方のないことだと受け入れることができるということです。
無駄だと思われていたけど、無邪気に楽しめるようなものに今後価値が宿ってくる。
現代では技術が進歩し、多くの日本人は便利な生活を送ることができるようになってきています。そして人は便利さが満たされたときに、今度は心を揺さぶるようなモノに価値を感じるようになります。具体的には、ブランド品がそうです。ブランド品が何故価値を生むことができているかというと、そのブランドの創業者の思いに共鳴した人々がそれを身につけ、その人たちの信念や哲学が多くの人に受け入れられるからです。価値を提供する側の思いが込められたものでないと、顧客は動いてくれないのです。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力を読んでの感想やレビュー
本当にいろいろな発見を得ることができた本だと感じています。250ページ程度で文字も大きいのであっさり読めてしまうものなのですが、今の自分にとって大事なことが詰まっていました。私は現在学生ですが、将来どういった職に就きたいのかということをあまり考えたことがありませんでした。しかし本書を読んだことによって、自分のやりたいことに全力でフォーカスして仕事を選んでいけるような気がします。人生に不安になってどうしたら良いか分からなくなった時に、また読み返そうと思います。
【ハートドリブン〜目に見えないものを大切にする力〜】塩田元規著
アカツキ創業者塩田氏の会社の理念や大切にしている事が描いた。
これからは人の心を揺さぶるサービスが価値がある。自身の成功と失敗から得た理念。
働く人を幸せにする会社。自分の内面の進化にこそ成長がある。ワクワクできた本 pic.twitter.com/WzY1HXW2VO— Mi (@Mi12743431) August 21, 2022
【 ハートドリブン 】
目に見えないものを大切にする力。
大人になって忘れかけてしまった子供心、好奇心が価値になる時代。
一人ひとりが自分らしく心に従って生き、多様な生き方をお互いに認め合い、感情を大切にする人が、結果として幸せになる。 pic.twitter.com/zSrrPqrdUG
— 中田雄大(Yudai Nakata) (@YUUDAIII0106) October 9, 2022
『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』
手がドリブンし続けてあっという間に読了。自分の内側にある感情や正解ともっと向き合っていこう。大切にしよう。
ハートにビシビシ刺さった。この本を手に取ったことがゴールではなく、ハートドリブンな旅の始まり。これが第一歩。 pic.twitter.com/JcXDMUohx6
— KANZAKI (@SWD33333) October 6, 2019
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 今の生活に十分満足している人
- 成功したいと思っていない人
- 行動力がない人
- なし
- なし
この本で書かれていることを実践していくには、成功したいという実際の動機と行動力が必要になってくると思うので、それらがない人にはあまりお勧めできません。また今の生活に十分満足していて、幸福を感じられている人はあまり読む必要がないのかなと思います。著者は働く上で幸せとは何かを追求していく過程を本に記しているので、働いていて現状幸せを感じられている人にとってはすでに当たり前の内容が書かれている可能性があります。
ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- やりたい仕事が見つからない就活生
- 起業して絶対に成功したいと思っている人
- 組織の経営に不安を感じている人
- すぐにイライラしてしまう人
- なし
お勧めしたいと思った理由としては、他の文献からの引用もかなりされていて、マネジメントについての基本をしっかりと押さえられている本になっているからです。難しい言葉の並べられたマネジメントの本に比べて、著者本人の経験談がベースのため非常に読みやすく、入ってきやすい内容になっています。またこれからの時代で大切になってくる思考法についても根拠付けて丁寧に解説されているので、仕事に対して何を重要視していくべきか考えている全ての社会人にお勧めできる内容だと思います。さらに著者が良い職場関係を築くために行った、対人関係のイライラをスッキリさせる方法も書かれているので、対人関係に悩む人にもお勧めできます。