Steave Jobs_ウィルター・アイザックソン
ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:『大事なゴール…革新的な創造性がたっぷり吹き込まれ、創業者よりも長生きする会社を作ることだ』起業の考え方として自分中心ではなく社会に貢献して長く続く会社を作らなければならないと思いました。
- 2:『文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある』子供達の教育に役立つ考え方だと思いました。
- 3:『洗練を突きつめると簡潔になる』Appleのデザイン哲学です。
愛知県にお住いのペンネームりんごの木さん39歳男性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2021年9月頃に読まれたSteave Jobsを読まれたレビューになります。
Steave Jobsの内容
iPhoneやiPad、iMacといった製品を製造、販売しているAppleという会社の創業者、スティーブ・ジョブズの伝記です。この10年で世界に最もインパクトのあるイノベーションを生み出した人物がどのように育ち、生きてきたのかが克明に書かれています。本人や周囲の人が達のへの綿密な取材の結果として書かれているので非常にリアリティーがあります。組織論やイノベーションを生み出す考え方などビジネスをしていく上で参考になる記述も多数あります。
Steave Jobsの著者について
著者:ウィルター・アイザックソン
井口耕ニ 訳
1952年生まれのジャーナリスト、伝記作家。代表作に『ベンジャミンフランクリン』『アインシュタイン』『キシンジャー』などがある。
Steave JobsのYouTube(ユーチューブ)
「Steave Jobs」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「【本要約チャンネル・名言】伝説JAPAN」がアニメーションでストーリー仕立てでわかりやすく細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
Steave Jobs本の要約
この本から学べるポイント
- 1:『大事なゴール…革新的な創造性がたっぷり吹き込まれ、創業者よりも長生きする会社を作ることだ』起業の考え方として自分中心ではなく社会に貢献して長く続く会社を作らなければならないと思いました。
- 2:『文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある』子供達の教育に役立つ考え方だと思いました。
- 3:『洗練を突きつめると簡潔になる』Appleのデザイン哲学です。
世界に大きなイノベーションをもたらしたAppleという会社がどのようにして生まれたのかがよくわかります。また、なぜAppleが新しいイノベーションを生み出し続ける事ができるのか、なぜスティーブジョブズが偉大とされるのかがよくわかります。会社を興しそれを維持し続けることの難しさやデジタル黎明期におけるマイクロソフトとの数々の交渉など、現在のデジタル文化の原点をスティーブジョブズを中心に描いた伝記です。
『大事なゴール…革新的な創造性がたっぷり吹き込まれ、創業者よりも長生きする会社を作ることだ』起業の考え方として自分中心ではなく社会に貢献して長く続く会社を作らなければならないと思いました。
企業の社会的な役割とは何なのかについて非常に感銘を受けた一文でした。自分が普段感じている課題を解決するために会社の中でも色々試行錯誤をするのですが、自分しか使えないシステムやアイデアでは無意味だということがよく分かりました。起業する方にとっては当然の考え方だと思うのですがサラリーマンの私には目から鱗でした。今の仕事が自分も抜けた後まで続いていくような意味のあるものなのかどうか意識しながら普段の仕事をしていこうというモチベーションに繋がりました。
『文系と理系の交差点に立てる人にこそ大きな価値がある』子供達の教育に役立つ考え方だと思いました。
子供達に勉強することの意味を伝える時に役に立つ考え方だと感じました。計算だけできてもそれを生かすには言葉を読み、その背景を捉え、何を求めて答えを出すのかをデザインをしていく、そしてデザインをしていくためには知識が必要なので幅広く学ばなければいけないということを小5の息子に伝えてみました。プログラミングについても同じで大きなデザインをした上で細かな計算式を入力していく作業なので文系の発想力と理系の計算能力が必要だと感じました。
『洗練を突きつめると簡潔になる』Appleのデザイン哲学です。
何事も長く説明すればするほど分かりにくくなります。何を伝えたいのか何をしたいのか、突き詰めていくとシンプルになり究極的には一言で言い表すことができるくらいまで簡潔にしなければならないと感じました。事務作業についても、普段の作業を突き詰めて簡略化していくことで自分だけの作業にすることなく誰でも扱えるシステムを作れば非常に便利で自分の手元から仕事がどんどんなくなっていく状況を作ることが理想的だと思いました。
Steave Jobsを読んでの感想やレビュー
この10年で世界に最もインパクトのあるイノベーションをもたらした人物がどのようにして生まれ、育ち、会社を興し、何に苦しみ、何に喜び、どうやって危機を乗り越えてきたのかがとてもリアルに伝わってきました。リアルな個人の伝記なので、自分の仕事に対する考え方やモチベーションの保ち方など自分にに置き換えて読むことができたので非常に感銘を受けました。今まで華々しい面しかみてきませんでしたが、その裏にある苦労を知る事ができ大変参考になりました。
Steave Jobsの口コミ
こんな幸せがあるだろうか。また人生を変える書物に出会えた。そして僕はMacをずっと使ってきたんだ。
気流舎の隠居に薦められ「Steve Jobs」読了。
「僕ら(クリエイティブな人)の大半は、人類全体になにかをお返ししたいと、人類全体の流れになにかを加えたいと思っているんだ」キセキアタリマエ pic.twitter.com/cDwHW3bEQx
— ホリム・ベイ (@HorimBey) June 1, 2019
「Steve Jobs Ⅰ・Ⅱ」読了
電子書籍と実書籍で併せて読んでみた。appleの立役者の素顔を本書で初めて知ってかなりビックリしたけど、この情熱があったからこそ世界が変わったのだろうなあ。超感動。 pic.twitter.com/qXDqPDWScI— ハルノユキタカ (@h8lyuki) July 6, 2016
Steave Jobsがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- Appleが嫌いな方
- 翻訳文章が苦手な方
- スティーブジョブズに良い印象を持っていない方
- 人の考え方から学ぶ気持ちのない方
- 何も考えずに仕事をしている方
スティーブジョブズという情熱的な挑戦者の生涯を綴った本になるので、そもそもAppleやスティーブジョブズに対して良い印象を持っていない方は読んでも時間の無駄だと思いますし、そもそも全く興味が湧かない本だと思います。また、翻訳で書かれているのでそういった文体が苦手な方にはお勧めできません。スティーブジョブズの女性関係など所々興味の湧かない部分も出てきますのでそういった事に興味がない方にもあまりお勧めしません。
Steave Jobsをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 子育て世代の方
- 仕事に行き詰まっている方
- 新社会人
- 新入社員
- 起業しようと考えている方
社会人になる上での心構えとしてスティーブジョブズの仕事に対する姿勢はとても参考になると思います。かいつまんで描かれたストーリーとして人物を知るより、生い立ちから会社の創造、没落、返り咲きの一連のストーリーを知ることで自分に置き換えて考えることができるようになると思います。世界に偉大なイノベーションをもたらした人物でさえ、大きな成功はほんの一面でそれまでに多くの苦労があることを知って、自分の仕事に活かしてほしいと感じます。