ご紹介する本
もう別れてもいいですか
ジャンル: SpecialPick, 文学・評論
著者: 垣屋 美雨
出版社: 中央公論新社
発売日: 2022/1/7
本の長さ: 297ページ
この本から学べるポイント
- 1:結婚生活を送るにあたっての自分のだめだった行動がわかりました。
- 2:女性目線での考え方やそれを満たすための意識など
- 3:結婚生活の難しさや離婚についての苦悩
神奈川県にお住いのペンネームポンさん25歳男性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2022年11月頃に読まれたもう別れてもいいですかを読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
もう別れてもいいですかの内容
結婚後の夫婦生活にストレスを感じ「もう離婚したい…」「でもお金がない…」などの不安から離婚に踏み切れない女性の生活が描かれています。なぜ離婚を考えるようになったのか?結婚がゴールだったのか?今の自分は何のために生きているのか?などを考えながら何が正解かを探っていくような物語です。離婚がいけないものやマイナスなイメージの強い世の中で離婚に踏み切るためにはどうしたらいいのか?などが本を読みながら一緒に考えながら答えを見つけていく本になっています。
もう別れてもいいですかの著者について
著者:垣屋 美雨2005年に竜巻ガールで小説推理新人賞を受賞。結婚をテーマにした小説や、もしもこうだったら…というような考え方のできる小説が多いですYOUTUBEを変換
もう別れてもいいですか本の要約
この本から学べるポイント
- 1:結婚生活を送るにあたっての自分のだめだった行動がわかりました。
- 2:女性目線での考え方やそれを満たすための意識など
- 3:結婚生活の難しさや離婚についての苦悩
結婚後の夫婦生活にストレスを感じ「もう離婚したい…」「でもお金がない…」などの不安から離婚に踏み切れない女性の生活が描かれています。本を読んだことによって男目線ではわからなかったことがわかったり、新たに違う接し方をしたほうがいいかもしれないと考えさせられたりすることができました。また、離婚されたいと思われている旦那と似たような行動を自分がしていないか、自分だったらどう伝えているのか、どう行動しているのかなど主人公と比較しながら読むことができたので悪いお手本を見ながら行動を正していきたいと思えました。離婚に悩んでいる人もそうでない人も、男性も女性も読んでいて違った考え方ができると思うのでぜひ読んでいただきたいです
結婚生活を送るにあたっての自分のだめだった行動がわかりました。
本を手に取ったときは自分は結婚生活を送っているにあたって、家事もやっているし相手に不満感を持たれてはいないという自信がありました。離婚を考えられるほど旦那は何をしたのかというのが気になって読んでみると実際に自分が無意識のうちにやっていることがあり驚きました。「あれ取って」などと言ってしまっていたのでそういわれた側の気持ちまで考えていなかったと思いました。今後は結婚生活に慣れることなく、相手の立場に立って行動したいです
女性目線での考え方やそれを満たすための意識など
やはり男と女だと考え方や行動が少しずつ違うと思います。そのため、普段無意識で言っていたことが女性を傷つけてしまったりすることもあるんだなと再度思いました。また、悩むところや不安に思うところなど価値観の差が大きければ大きいほど離婚に結び付きやすくなるのかな?と思いました。女性の気持ちをすべて理解するのはほぼ不可能なことですが日頃から良好なコミュニケーションをとり相手の気持ちを少しでも理解できれば離婚がへるのかな?と考えさせられました
結婚生活の難しさや離婚についての苦悩
結婚生活というのはとても長い時間を一緒に過ごします。結婚をすると決めた瞬間には胸がいっぱいで夢に満ち溢れていますが、生活を共にすることで少しずつ溝ができてくるのかな?と思いました。結婚生活が長くなると子供ができたことによる考え方の変化や相手の容姿の変化による相手への思いの変化など様々な変化を共に経験することになります。その変化に適応できるかできないかは自分次第といいたいところですが相手の思いもあるので2人で共に考え話し合いながら生活しなければなと思いました。
もう別れてもいいですかを読んでの感想やレビュー
離婚についての考え方、相談や行動の重要性に気付くことができました。この作品を読んだことにより自分の生活を見返すきっかけになったのでぜひたくさんの方に読んでいただきたいです。もし、自分が離婚したらなど未来のことなども考えられたので良い学びになったと思います。自分は何でも話し合える友達というのがいなかったのでこれを機に少しでも自分のことを相談しやすいように日ごろから友達ともコミュニケーションをとっていきたいと思いました。
もう別れてもいいですかがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 結婚したくない人
- 1人が好きな人
- ニート
- 頑固な人
- なし
とても読みごたえがあり面白い本でしたが、結婚を現在考えていない人からすると更に結婚が嫌になり結婚せず独身で暮らすという選択肢ができてしまうのであまりお勧めしません。1人でも楽しく生きてはいけると思いますが、結婚という選択肢も残しておいてもらいたいです。また、家からあまり出ない人へも人間関係のしがらみなどが少ないので感情移入が大きくできないと思うのであまりお勧めはしません。そしてこの本を読んで感情移入できたり、考えを改められる人にはお勧めしたいですがそうしようとはしない頑固な人にはあまり進めたくないです
もう別れてもいいですかをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 結婚している男女
- 新婚
- 1人で抱え込んでしまう人
- 離婚考え中の人
- なし
結婚している人ならば結婚しているが故の苦悩などが身近にあるので理解しやすく、また新しい考えや発見があり面白いとおもいます。新婚ならこうゆう風にはならないようにしよう、長年一緒にいるのなら自分たちの考えなどを話し合う良いきっかけになると思うのでお勧めしたいです。主人公の女性があまり相談できずに考え込んでしまうタイプだったので、同様のタイプの女性なら他の読者より感情移入して読めて勇気ももらえると思います。また、現在離婚を考えている人は世界中に多くいると思いますがそんな方々も共感し、離婚に踏み切るための勇気をもらえる作品だと思います。