ご紹介する本
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳
ジャンル: 暮らし・健康・子育て, 家庭医学・健康
著者: なおにゃん
出版社: 永岡書店
発売日: 2022/2/10
本の長さ: 128ページ
この本から学べるポイント
- 1:うつになると体も頭も動かず、何もしないで1日が終わる
- 2:うつになると劣等感を感じやすいが、そんな自分を責めないことが大切
- 3:うつにならないための 一番のポイントは自分に期待しないこと
愛知県にお住いのペンネームさよりさん43歳女性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2022年5月頃に読まれた心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳の内容
著者がうつを患うまでの経緯、うつとはどういう状態か、うつと付き合うための考え方、うつ予防のためにできることが書かれた本です。ウサギのイラストと共に文章が書かれ、各ページに専門医の一言も添えられているため読みやすいです。生きるのに疲れてしまった方の心が、少しでも軽くなるような優しい言葉が綴られています。また、自分を責めてばかりいる方が自分にやさしくできる方法も書かれています。こういう時はどうすれば良いかなどの具体的な方法が紹介されています。
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳の著者について
著者:なおにゃん社会人になってからうつを患い退職を経験。著者のメンタル系Twitterはメディアで取り上げられるほど人気を博している。
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【漫画】出張から帰宅したら風呂場で育児に疲れた嫁が娘に真顔で水をかけ続けていた…娘の身体に無数のミミズ腫れが見えた瞬間、俺は最悪の事態を考えたが娘はなぜか嫁から離れようとせず・・・
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳本の要約
この本から学べるポイント
- 1:うつになると体も頭も動かず、何もしないで1日が終わる
- 2:うつになると劣等感を感じやすいが、そんな自分を責めないことが大切
- 3:うつにならないための 一番のポイントは自分に期待しないこと
うつについてやさしく解説されている本です。本当はすごく疲れているのに元気なふりをしたり、帰宅後職場での会話を思い出して、一人大反省会をしたり。人には心配をかけないように気を使うのに対し、自分には厳しく全て自分が悪いと思ってしまう考え方がうつを引き起こします。体にも症状が現れ、頭が何も働かない状態まで悪化すると、仕事も手につかなくなり、休職や退職を余儀なくされます。その後も完全に元の状態に戻ることはなく、うつとうまく付き合いながら生きていく生活が始まります。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、自分に期待せず、のんびりとした気持ちで過ごしていくことが大切です。
うつになると体も頭も動かず、何もしないで1日が終わる
うつな時は、なにもする気が起きず、1日中ぼーっとして過ごし、今日も1日何もできなかったと自分を責めがちです。しかし、そんな時は無理して動かず、動きたくなるまで待つのが重要です。そして動きだせた時には、ご飯を食べることができてよかった、お風呂に入れてよかったなど、自分を褒めることが大切です。今の自分にできることをするだけで十分です。寝てばかりいたとしても、今の自分は眠ることができると思えば、少し心が軽くなります。
うつになると劣等感を感じやすいが、そんな自分を責めないことが大切
人と比較して劣等感を持ってしまう時は、とりあえず劣等感を持っている自分を受け入れ、決して自分を責めないことが大切です。また劣等感を持ってしまう情報を見たり聞いたり、そのような場所へ行くのを避ければ劣等感を待たずに済みます。逆に、劣等感を持つということは向上心があるということ。自分を高められる良いチャンスだと捉えると心が軽くなります。また、比較してしまう人のように自分がなりたいかと考えると、意外に自分は自分のままでいいと思えます。
うつにならないための 一番のポイントは自分に期待しないこと
うつ予防のための一番必要なのは、自分に期待しないこと。ハードルをとにかく低くして簡単に超えられる設定にすることで、成功体験を積み重ねることが大切です。がんばろうとせず、今の自分にできることを淡々とすることで、心が楽になります。生きることは大変なことだと認識し、生きているだけですごいと思えれば、気が楽です。たとえ無職だとしても、そんな自分を責めずに受け入れることが大切。世間の目などは気にせず、自分の人生を自分のために歩むことが重要です。
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳を読んでの感想やレビュー
著者の体験談をもとに書かれた本であるため、内容が具体的で、実践しやすく、イラストも交えて描かれているため、理解しやすい本だという印象を受けました。この本に書かれていることを実践すれば、軽いうつなどは改善するではないかと思います。実は自分もうつを経験したことがあり、今はうまく付き合って生きている段階です。この本で紹介されている方法の中で、自分も実践したことがある方法もいくつかあり、これから実践してみたい方法も多々ありました。優しく書かれているため、きっと自分にも実践できるだろうと思える本でした。
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 希死念慮がある人
- うつがひどくて本を読む気力がない人
- うつでカウンセリングに通っている人
- うつで病院に通っている人
- うつについて専門的な知識を身につけたい人
うつが重いと希死念慮があったり本を読む気力自体がなかったりします。本を読まなければと強迫的になって希死念慮が強まったり、さらにうつが悪化するのを防ぐためにおすすめはできないと思いました。また、すでに病院に通院していたりカウンセリングに通っている人は、Ｄｒやカウンセラーと著者の考え方の違いがあると混乱する可能性があるため、あまりおすすめできません。また、うつについて専門的な知識を身につけたければ、別の本を読むことをおすすめします。
心の不安がスッと消えるうつ吸いイラスト帳をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 自分がうつかもしれないと思う人
- 人生に希望が持てない人
- うつかもしれないけれど人に相談できない人
- 生きていくのがつらい人
- 心を軽くする方法を本から学びたい人
うつかもしれないけど本当にそうなのかわからない、うつかもしれないけど人には相談できないという人が、うつとはどういう状態かやうつな時の対処法が書かれているこの本を読めば、自分で悩みを解決することができると思うためおすすめします。また人生に希望が持てなかったり、生きていくのがつらい人が読めば、大切なのは今だという考え方や生きていること自体がすごいことだという考え方を学べるため、おすすめできる本だと思いました。また、心を軽くする方法を本から学びたい人にとって、イラストなども交えて説明してあるこの本はわかりやすく、おすすめできます。
