文学・評論

【本要約】ロマンシエ(著者: 原田マハ)の書評とポイント解説を総まとめ!

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ご紹介する本

ロマンシエ

ジャンル: 文学・評論

著者: 原田マハ

出版社: 小学館

発売日: 2019/2/11

本の長さ: 364ページ

9.3

総合

10

読みやすさ

8

学び

10

面白さ

この本から学べるポイント

  • 1:自身の視野の狭さや固定概念が吹き飛びました。
  • 2:セクシャルマイノリティについて
  • 3:美術史

東京都にお住いのペンネームaaa0626さん33歳女性(職業:会社員・職員(非正規雇用)?)から2021年9月頃に読まれたロマンシエを読まれたレビューになります。

ロマンシエの内容

美術大学へ通う乙女男子(ゲイ)のラブコメディ。大学で賞をとって憧れのパリ留学が決まり、更にパリでは大好きな小説家達と出会い笑いあり、キュンとするポイントも盛りだくさん。若さ溢れる男子たちとアバンギャルドなお姉さま方達が、自分たちの仕事や恋愛について向き合っているところはとても共感出来ました。愛されるキャラクター達もさることながら読んだ後に美術に触れたくなる原田マハさんらしい1冊で、お気に入りの本になりました。

夜明けのすべてのYouTube(ユーチューブ)


「ロマンシエ」についてYouTube(ユーチューブ)で紹介している動画がないか調べてみました。
「ミステリー・サスペンス本チャンネル」で解説しているので是非一度ご覧ください。

ロマンシエの著者について

著者:原田マハ
小説家であり、キューレターでありエッセイスト。美術作品が出てくる作品がとても多く、有名作品は「楽園のカンヴァス」「本日は、お日柄もよく」等

ロマンシエ本の要約

この本から学べるポイント

  • 1:自身の視野の狭さや固定概念が吹き飛びました。
  • 2:セクシャルマイノリティについて
  • 3:美術史

美術大学へ通う乙女男子(ゲイ)美智之輔の切ない恋愛ラブコメディ。パリが主に舞台であり、街角のカフェで自身がファンの日本人の女性推理小説家と知り合い物語はスタート。美智之輔の恋愛がメインなのかと思いきや、自分の気持ちに向き合い正直であることを思い出させてくれる前向きになれるストーリーな一冊。実際に開催されていた展示会ともリンクしています。「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ」このセリフがぴったりな作品です。

自身の視野の狭さや固定概念が吹き飛びました。

主人公の美智之輔が男子大学生なので、若い20代乙女系男子がゆえの発想や目線なのかと思いましたが、年齢性別なんてことは関係なく、大人の女性たちも自身の人生・ライフワークバランス・恋愛についても一緒に考えさせられる場面がありました。読み終わった時には年齢を重ねて30代に突入して、守りに入っていた自分の狭くて、ちじこまった心が解放された気がします。悩み引きこもる小説家ハルの気持ちが自分と重なるところもあり、共感ポイントでした。

セクシャルマイノリティについて

主人公が同性愛者の男の子。日本の家族、特に政治家の父親へは理解されず、悩んでいたシーンが冒頭にでてきますが、同じ状況の男の子が日本はまだまだ沢山いると思います。ですがパリでは、彼の事を父親のような目線で見る人はいないですし、むしろ偏見どうこうという話すら出てきませんでした。主人公がパリで前向きに本来の自分でいたから、ネガティブな描写がなかったのかもしれませんが、LGBTQへの理解が国によって違うなと感じました。

美術史

自身、美術史に関してはほとんど無知ですが、ストーリーに出てくる作品を携帯で調べてみたくなったり、美術館へ行きたくなったり、おしゃれして出かけたくなったりする文面が沢山ありました。原田マハさんの他の作品も読みたくなりますし、パリの街中も素敵な言葉選びで表現されているので、休日に日本の美術館へおしゃれして出かけたくなりました。また自分でもアートを描きたいと思い創作意欲が湧きました。実際に模写や抽象画などを家でかいたりしています。

ロマンシエを読んでの感想やレビュー

美術大学へ通う乙女男子(ゲイ)のラブコメディ。大学で賞をとって憧れのパリ留学が決まり、更にパリでは大好きな小説家達と出会い笑いあり、キュンとするポイントも盛りだくさん。若さ溢れる男子たちとアバンギャルドなお姉さま方達が、自分たちの仕事や恋愛について向き合っているところはとても共感出来ました。愛されるキャラクター達もさることながら読んだ後に美術に触れたくなる原田マハさんらしい1冊で、お気に入りの本になりました。

ロマンシエがおすすめでない人

こんな人はおすすめしない

  • 体育系男子
  • 真面目な硬いストーリーが好きな人
  • しんみりしたい人
  • なし
  • なし

わりと女子がすき好むストーリーや題材が多いので、ゴリゴリの男子、理論系な方には不向きかもしれません。途中から推理小説家が出てきますが、乙女系男子が主人公なので、どうしても面白おかしい展開がでてくるので、真面目で硬い美術史ストーリー展開とは程遠いです。また黙々と静かな作品を読みたい方へもあまり向いていないと思います。ハッピーなストーリー展開が多いので、おもわずツッコミたくなってしまうかもしれないですね。

ロマンシエをおすすめしたい人

こんな人におすすめ

  • 美術が好きな人
  • 恋愛している人
  • ポジティブになりたい人
  • なし
  • なし

まず、作者の原田マハさんはキューレターをしていたことから、美術作品がストーリーに登場した時の説明や、歴史をきちんと添えてくれます。なので美術初心者の方へもおすすめです。また、色々な恋愛の形(ストレートな一目ぼれ、同性愛の片思い、異性同志の少し歪んだ形の恋愛、仲良し夫婦など)が出てくるので、自分を色んな人物と重ねあわせて楽しめます。全員がハッピーエンドになるわけではないですが、自分で選んだ選択しに後悔はないという想定なので、とってもとってもポジティブな気持ちになれます。自分もあしたから頑張ろうという気分になります。







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