ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:営業マンにローンをどうしたらいいと聞いてはいけない
- 2:最低限ここを押さえれば大丈夫
- 3:年齢と年収によって違うこと
東京都にお住いのペンネーム田中くんさん25歳女性(職業:その他)から2021年1月頃に読まれた住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本を読まれたレビューになります。
住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本の内容
銀行や不動産会社が教えてくれない、そうした本音の話が書かれてあります。
賢い選び方だったり、得する返し方まで全てが詰め込まれています。
住宅ローンの金額や金利タイプというのを、営業マンに聞いてしまいますが、それがいけないということや、大事なのは老後破産しないための住宅ローンの組み方だということです。
家と住宅ローンの専門家となる公認会計士の方が書いてくださっていますから、初めて住宅ローンを考える方にとっては取扱説明書になります。
住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本の著者について
著者:千日太郎
Office千日代表社員、公認会計士の方です。
インターネットには住宅ローンについてまともなサイトがない、だったら自分が書いてやろうと言う野心から書籍を出版されています。
その他、インターネットで住宅ローン無料相談ドットコムなどを始めています。
住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本本の要約
この本から学べるポイント
- 1:営業マンにローンをどうしたらいいと聞いてはいけない
- 2:最低限ここを押さえれば大丈夫
- 3:年齢と年収によって違うこと
住宅ローンの取扱説明書みたいな書籍になっています。
住宅ローンは金融機関が販売する商品です。
例えば、炊飯器で言うなら、美味しいお米を炊くことができる、けれど注意事項としては濡れた手でコンセントを触ってはいけないなど、わかりやすく図解入りで書かれています。
しかし、住宅ローンにはそこまでユーザー側に立った取扱説明書がありません。
住宅ローンという商品は分かるかもしれませんが、何をやってはいけないか、具体的にどんな危険があるのか、それを考え、組み方を教えてくれる書籍です。
営業マンにローンをどうしたらいいと聞いてはいけない
住宅ローンの金利や金額について、いったい誰に聞けばいいのかと思っていました。
おすすめはどこの銀行かなっと考えていて、不動産の営業マンに何気なく聞くのは、間違いだと学びました。
聞くべき相手と質問の組み合わせを間違っているといいます。
彼らの仕事というのは、不動産を売ることであって、金融商品や資金計画の専門家ではないということでした。
営業マンに住宅ローンの話をしてしまうとベーシックな35年の返済計画だけの答えしか返ってこないことを知りました。
最低限ここを押さえれば大丈夫
住宅ローンの借り入れでは、シミュレーションを行うことがポイントだと言います。
住宅ローンを検討するときに使うシュミレーションは、借入金額や金利タイプを把握するためのツールになるようです。
特に3つのインプットとが大事になるようでした。
借入金額と返済年数は、自分の欲しい物件、自己資金、自分の年齢や勤め先などからシミュレーションします。
いくら借りるのか、何年借りて何年目の返済を目指すのか、借りられるとは限らないということまでがわかりました。
年齢と年収によって違うこと
最初にはっきりと言われていたことがあります。
返せる借入金額というのは、現時点の収入と年齢によって決まるということで、自ずと限界があるということでした。
あなたはこれが限界だから、これ以上借りてはだめです、という書籍ではなく、限界があるということは現時点の自分の限界を知れたということに置き換えることができたと教わりました。
年齢には特有のリスク傾向があり、対策について知ることで、今後その年齢に達した時どんなことに気をつけるべきかが参考にできました。
住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本を読んでの感想やレビュー
夢のマイホームを取得するためには、住宅ローンを組む必要があります。
しかし、住宅ローンは35年で返済できるという考え方だけでは幼稚だと分かりました。
滞納してしまったり、延滞してしまったり、それで自分の信用という評価に傷がつくこともあります。
収入のリスクというのは、いつ何があるかわからないからこそ、しっかりした資金計画が必要なのだということを、この書籍で学ぶことができました。
自分にあった借り方をしたいと思います。
住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 頭金なしで不動産を取得したい人
- 繰り上げ返済で早く完済したい人
- 子供が多く家計が苦しい人
- 何かあれば売却すればいいという考えの人
- とりあえず家が欲しいというだけの人
ただ単に、家が買いたいというだけの人は、後々住宅ローンで返済に苦しむことが多い傾向にあります。
また、頭金なしで住宅ローンを組む場合はすべてをローンでまかなうということになります。
何千万もの買い物ですから、資金計画がしっかりされていないということは、返済計画に穴があき、最終的には支払えなくなり売却せざるを得なくなります。
今、小さなお子様がたくさんいらっしゃるご家庭では、教育費も負担になるでしょうからおすすめしません。
住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 20代の年齢
- 30代の年齢
- 40代の年齢
- 夫婦共働きでの不動産取得
- しっかり計画して家を購入したい人
年齢によってリスクというものがありますが、例えば、20代の場合は元気が取り柄なので病気のリスクが低いため、団信の必要性は低いということがわかりました。
収入面でのリスクとしては、他の年齢と比べて非常に高いと言えます。
20代は収入が少ないことがあり、自己資金が少ないことは金利変動リスクに弱いということも学びました。
30代や40代の場合は、子供や家族のためという問題があり、家が欲しいと思った時には結婚や子供が一つの大きなリスクになります。
共働きの場合は、夫婦でペアローンにするかどうか、そしてもしも離婚になった時という不安もありますから、参考にできます。