ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:謙虚である事
- 2:他者の評価を厳しく受け止める事。
- 3:人生のすべての時間はチャンスであるという事。
大阪府にお住いのペンネームよっぴさん24歳男性(職業:経営者・個人事業主(自営業))から2021年7月頃に読まれた道をひらくを読まれたレビューになります。
道をひらくの内容
Panasonicの創業者・松下幸之助氏がPHP研究所の機関紙「PHP」の裏表紙に記載するために書いた121篇にも及ぶ短文をまとめた短編随想集。氏の崇高な精神より湧き出る数々のメッセージは、これまで多くの人々を勇気づけてきた。1968年の出版でありながら、50年以上も経った現代に於いてもその一文一文からは、青々とした若葉のごとく若々しく力強い生命力と、達観した広い視野を感じることの出来る。人生勝利の羅針盤である。
道をひらくの著者について
著者:松下幸之助
世界的大手家電メーカーであるPanasonicを裸一貫から一台で築き上げた経営者であり、「経営の神様」と言われている。その卓越した手腕は会社経営のみならず、倫理教育のためのPHP研究所や、政治家育成のための松下政経塾など、その多大な社会貢献による現代の日本社会への影響は計り知れない。
道をひらくのYouTube(ユーチューブ)
「転職に向いてる人転職してはいけない人」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。「人生を変える学校 Life Changing School」がアニメーションでストーリー仕立てでわかりやすく細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
道をひらく本の要約
この本から学べるポイント
- 1:謙虚である事
- 2:他者の評価を厳しく受け止める事。
- 3:人生のすべての時間はチャンスであるという事。
「身も心も豊かな繁栄の社会を実現したいと願う私の願いを多少とも込めたつもりである。一国民、一庶民としての私のこの思いが、何らかのご参考になるならば望外の幸せである。」-社会を変革するとは、一人が変革するという事であろう。本書では、この社会に生きる人々に向けた松下幸之助氏のメッセージの数々が短編として掲載されている。無知と無関心の混とんとする現代社会で生きる私たちに、希望の光を灯し道を開いてくれる一冊。
謙虚である事
謙虚と言う言葉は「自分なんて全然」と言うように自分の能力などを実際より低くとらえるようなネガティブなイメージであることが多いです。しかし、謙虚とは、自分を下げる行為ではなく他者を尊重し、尊敬するという意味であります。謙虚な人は、自分の行動や選択に対して真剣に、丁寧になることが出来る。逆に謙虚でない人は、自分自身を評価しすぎるが故に、無謀な行動や選択をしてしまう。この場合、謙虚と真剣は同意語と言っても過言ではありません。
他者の評価を厳しく受け止める事。
学生であれサラリーマンであれ、はたまた経営者であれ常に他社から評価をされて生きる事を強いられます。その中には、誹謗中傷などの攻撃もあることでしょうが、一方で批判や改善案などの建設的な意見もあるでしょう。私たちはそれらの評価を完全に無視する事は出来ません。しかし、どんな評価であれ、それに一喜一憂してはいけません。それらを目標に照らし合わせ、客観的に必要、不必要を選別し、目標達成の糧にすることが重要です、
人生のすべての時間はチャンスであるという事。
「チャンスを逃すな」とよく聞きますが、実際には人生のすべての時間がチャンスです。一般的に言われるチャンスとは、そんな小さなチャンスの蓄積によって巡ってきた比較的重要度の高いチャンスの事を言うのです。要するに、チャンスとは日々の精進や努力からくる能力であり、チャンスをチャンスと見極める能力です。大きな志を持ち、目標を達成する為には、常にチャンスにアンテナをはり、努力を継続する必要があります。時を待つとは、時をつかむと言い換えられます。
道をひらくを読んでの感想やレビュー
毎日コツコツと少しずつ読んいると、その時の悩みや課題に会った内容に出会う事が多くあります。松下幸之助氏の精神や思想は、50年と言う時を感じさせない程若々しく、また力強いもので、いつも私を元気づけてくれます。インターネットメディアの普及で、短い言葉を深く考える習慣がなくなってきている現代で、一つの言葉、一つの文に思いをはせ、思想をめぐらすという価値的な経験をすることが出来ました。人生の指針の一つとしてお勧めいたします。
道をひらくの口コミ
#今日出会った言葉、
人間は本当は偉大なものである
真実に直面すれば、かえって大悟徹底
し、落ちついた心境になるものである
だからお互いに正しいものの見方を持
つために、素直な心で、いつも真実を
語り、真実を教え合いたいものである#松下幸之助 #道をひらく pic.twitter.com/IcMt0vtESs— 澤正浩 (@KWoAkx8cJpAeVvr) February 16, 2022
会議で本部長からのお言葉で一瞬で心奪われた
「道をひらく」有名な本であろうが読んだことはなかった。
秒でKindle版購入しました📖
止まらず読んだ📕先輩方が読んできた本はやはり読むべきである
と実感。
何かにぶつかっている方は是非📖#道をひらく pic.twitter.com/c3mvTKkxU1— フランキー🌈✨一生ダイエットします (@frankyD38) June 8, 2021
焦らず静かに時を待とう!
一瞬の休みもなく着々と力をためて!松下幸之助さん😊
いつもありがとうございます🙏— ヨシ社長(日暮芳久)🇮🇩🇯🇵 (@yoshi001) April 9, 2020
道をひらくがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 具体的なビジネスの方法や知識を身に着けたい人
- 物語を読みたい人
- 広く浅く知識を身に着けたい人
- 一気に一冊読み切りたい人
- 読書感想文にしたい学生
本書は「経営の神様」こと松下幸之助氏の著書であることから、書店でビジネス書コーナーに置かれている事もあるそうなのですが、どちらかと言うと思想書のであるため、具体的な経営方法やマーケティングなどの知識を知りたい方にはお勧めできません。また、短編集と言う特性から、まとめて一気に読んでしまいにくい為、メインのほんとは別で、毎日少しずつ読む事をお勧めします。ゆっくり深く読んでいくことで、考えを深めていきましょう。
道をひらくをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 大きな志のある人
- 挫折している人
- 新しい事に挑戦している人
- 哲学に興味がある人
- 読書が苦手な人
誰もが認める成功者であり、人格者である松下幸之助氏の内容の深いメッセージの数々は、自己啓発にはもってこいであり、成功者の考え方を身に着ける事が出来ます。その内容は一分野に収まっているわけではない為、目標や志のある人にもこれからの人にも刺さる言葉がたくさんあります。また、短編集という事もあり、一編二ページ以内なので読みやすく、一日で読み切るというよりかは毎日少しずつ読んでいく本である為、読書が苦手な方にもおススメです。