ご紹介する本
アパート事業による資産形成入門
ジャンル: 投資・金融・会社経営, 不動産投資
著者: 大谷義武
出版社: 幻冬舎
発売日: 2012/6/26
本の長さ: 278ページ
この本から学べるポイント
- 1:アパート事業が兼業が可能なこと
- 2:アパート事業が安定した投資であること
- 3:不動産はどの会社から買うかが大切
兵庫県にお住いのペンネームよしおさん66歳男性(職業:経営者・個人事業主(自営業))から2021年9月頃に読まれたアパート事業による資産形成入門を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
アパート事業による資産形成入門の内容
老後資産2000万円必要論やガソリン価格や食品価格の高騰で、庶民の生活は非常に苦しくなっています。しかし長引く不況で、サラリーマンの賃金は上がらず、副業や
投資に活路を見出す方も多いです。投資には、株や投資信託、FX、不動産などがあり、株やFXなどは価格が不安定でリスクも高いです。そんな投資の中で一番手堅いの
不動産投資であり、その中でもアパート事業は、賃料という形で毎月決まった金額が入ってくるので安定していて、第二の年金といわれています。この書籍では不動産
ビジネスを長年行ってきた著者が、アパート事業のイロハについて、初心者にもわかりやすく説明しています。
アパート事業による資産形成入門の著者について
著者:大谷義武昭和50年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業後、三井不動産に入社し商業施設の開発や最先端の不動産事業に携わる。平成17年に三井不動産を退社して独立し
武蔵コーポレーションを設立、アパート事業やアパート事業のサポートなどを行う。
Youtube
【アーリーリタイア】いくらの家賃収入からできる?
アパート事業による資産形成入門本の要約
この本から学べるポイント
- 1:アパート事業が兼業が可能なこと
- 2:アパート事業が安定した投資であること
- 3:不動産はどの会社から買うかが大切
アパート事業を行う方は、大金持ちのイメージがありますが、決してそうではなく、普通のサラリーマンなどが多いといいます。親からの資産を受け継いだ地主さんの場合は
保有する土地に家を建てるだけです。しかしアパート事業を行う方は、地主ではないので土地から取得していかねばならず、基本的には中古アパートを取得しているのです。
アパート事業を行う方の目的は、家賃収入を得ることであり、それだけ真剣に取り組んでいます。またアパート事業は、兼業にむいているので会社に勤めながら行うことが
できるのです。この書籍ではアパート事業を行う上での不動産会社や物件の選定、資金調達法など詳しく解説しています。
アパート事業が兼業が可能なこと
独立して何かビジネスを始めようとするなら、サラリーマンなら会社を辞める必要が出てきます。会社を辞めるということは、毎月の給料がなくなることを意味しており、
新しく始めたビジネスが軌道にのるかどうかわからないので、非常に不安になります。しかしアパート事業なら、会社に勤務しながら行うことができるので、安定収入を
確保しながら始められるという意味では、リスクが少なく、いわゆる普通の人に向いたビジネスということができます。アパート事業は、昼間会社で働きながらもその間も
家賃が入ってくるので、精神的にも安定します。
アパート事業が安定した投資であること
資産形成には様々な方法があり、株式投資や投資信託、FXや商品相場などがあります。いずれも当たれば大きく儲けることができますが、リスクもあり元本保証がされて
いないので、投資金を大きく失うこともあるのです。つまり価格の乱高下が激しいので、常に市場にはりついていないといけないのでストレスも大きいです。しかし不動産の
場合は株などと異なり、価格が頻繁に動くことはないです。そのため投資する側としては、非常に安心感がありますし、アパートという物を所有する喜びもあるのです。
不動産はどの会社から買うかが大切
食品や家電など一般的な商品は、どこのスーパーや量販店で購入しても差はないのですが、不動産に関してはそれはあてはまりません。まず不動産は定価というものが
なく、サービスの良し悪しやレベルを判断できないからです。そのため信頼できる不動産会社を選定することが非常に大切であり、不動産会社の特徴や業界のルールと
いうものを知っておく必要があります。そして実際に不動産会社を訪問して面談し、担当者が誠実であるかどうか見極めることです。実際に話すことで、ホームページ
などではわからない情報を知ることができるのです。
アパート事業による資産形成入門を読んでの感想やレビュー
個人的に投資に興味があり、株などもやったこともありますが儲けることはできなかったです。そこで手堅い投資として不動産投資に興味を持ち、なかでもアパート事業に
ついて知りたかったので、この本で勉強してみました。私は不動産についてはまったくの素人で、投資するとしても何から始めていいのかわからなかったのです。しかし
この本では、不動産価格と家賃の関係性、利回りの決まり方、収益用不動産の種類、金融機関の融資形態など初心者にもわかりやすく説明されていて大変勉強になりました。
アパート事業による資産形成入門がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 短期で儲けたい方。
- 情報収集や研究が苦手な方。
- 投資資金が少なすぎる方。
- なし
- なし
不動産投資、中でもアパート事業は非常に地味な投資で、結果が出るのに時間がかかります。一方株のデイトレードやFXなどはその日のうちも大きく儲かることもあります。
アパート事業は長期的な視点で行う投資であり、いきなり大きく儲かることはなのです。だから忍耐強く4こつこつ努力できる人でないと向いていないと思います。
またどの不動産会社をパートナーとするのか、どのような物件を選定するのか。どの金融機関を利用したら有利かなど研究も必要で、情報収集や研究が苦手な方には
おすすめしません。また余裕のある資金で行うべきで、生活するのが精一杯の方はある程度資金を貯めてから行うべきです・
アパート事業による資産形成入門をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 手堅い投資を行いたい方
- 老後の資金を貯めたい方。
- 給料が上がらず、副業を始めたい方。
- なし
- なし
将来に備えて投資を始めたい方で、手堅い投資といえばやはり不動産投資で、その中でもアパート事業は、毎月賃料が振り込まれれるので安定した投資と言えます。
アパート事業は、株やFXのように短期で大きく儲けることはできませんが、不動産価格がいきなり暴落することもないので、リスクも少なく手堅いのです。また株やFXは
常に値動きを見ている必要があるのでストレスがたまりますし、飲食店などのお店を始めようとするなら、会社を辞める必要もありこれまでの収入を失います。しかし
アパート事業なら、会社に在籍して収入を確保しながら行えるので、安心して実施できます。年金だけでは老後の生活は楽ではないのですが、アパート事業のよる賃料
があることで不安なく老後も送れます。