ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:相手の機嫌は、相手が自分でとるもの。
- 2:気付いてしまいやすいため、仕事が増えて負担になってしまいやすい繊細さん。気付いたとしてもやるかやらないかはまた別物。気付くと対応するは分けて考える。
- 3:全力で逃げてよいときもある。
埼玉県にお住いのペンネームどんぐりさん27歳女性(職業:専業主婦(主夫)?)から2022年2月頃に読まれた「繊細さん」の本を読まれたレビューになります。
「繊細さん」の本の内容
HSPといわれる繊細で傷つきやすい気質を持った人へ、
繊細な気質とうまく向き合っていくにはどうしたらよいかという事を、繊細さんに向けて分かりやすく書かれた一冊。人といると疲れてしまったり、自分って細かすぎるのかな?と一見生きていくうえではネガティブに捉えられそうなことも、見方を変えれば自分の長所になる。その長所を生かしつつ傷つきやすさから身を守るための方法がシチュエーション毎に書かれていて簡単に想像しながら読める一冊でした。
「繊細さん」の本の著者について
著者:武田友紀
この著者さん自身も小さい頃からHSPであり、他の人が気付かないような小さな事にも気付いてしまって、なぜこんなにも生きづらさを感じるのかと悩んできたひとり。
成長に伴い自分はこの気質を生かして人に寄り添えるカウンセラーとして活躍している。
繊細さんの本のYouTube(ユーチューブ)
「繊細さんの本」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「明快キング」がアニメーションで分かりやすく解説しているので是非一度ご覧ください。
「繊細さん」の本の要約
この本から学べるポイント
- 1:相手の機嫌は、相手が自分でとるもの。
- 2:気付いてしまいやすいため、仕事が増えて負担になってしまいやすい繊細さん。気付いたとしてもやるかやらないかはまた別物。気付くと対応するは分けて考える。
- 3:全力で逃げてよいときもある。
繊細な気質を持ったHSPさんが、楽に生きるためにはどうすればよいかが書かれた本です。
自分はどうしてこんなにも傷つきやすいのか。私って周りと比べると仕事が遅いかも。といった一見短所に思えることも、見方を変えれば長所になり自分が楽しく自分らしくいられるにはどうしたら良いかということが、シチュエーション毎に書かれています。
初めてHSPのことを知った人への導入にもそうでない方にもピッタリな分かりやすい一冊となっています。
相手の機嫌は、相手が自分でとるもの。
相手の思っている事や機嫌に気付いてしまう繊細さん。職場などで、機嫌が悪くてイライラしてしている人を見ると自分が悪いことをしたかのように、怒られている気分になってしまったり、人を嫌いになってはいけないと逆に苦手な人に近づいてしまう。などそれが負担になってしまって疲れてしまいやすい繊細さんに、自分の機嫌は自分でとるように相手の機嫌は相手が自分でとるもの。と自分の感情とは別物なんだという風に考えようというものでした。
気付いてしまいやすいため、仕事が増えて負担になってしまいやすい繊細さん。気付いたとしてもやるかやらないかはまた別物。気付くと対応するは分けて考える。
細かいことにも気付ける繊細さんは、気付いてしまうために先回りして仕事を進めることができたりするのですが、先回りしてしまうがゆえに自分の仕事量が増えてしまい結果負担になってしまって疲れてしまうと悪循環に…例えば毎回電話がなっても誰も出てくれないから出てしまうとか、現場でコールが鳴っていても皆スルーしているなど、毎回対応している為、気付けばずっと動きっぱなしだった。なんてこともあり仕事が減らないループにハマってしまいやすい。そんなときは、気付いてもあえてやらない勇気を持ち、電話は3回に1回だけ出ようなど、自分でルールを決めると良いとの事。気付いたとしてもやるかやらないかはまた別物。気付くと対応するは分けて考えよう。
全力で逃げてよいときもある。
繊細さんは、自分の体が悲鳴を上げて倒れるまで働いてしまったりと無理をしやすいので、長期間無理な状態が続いているなと思ったら一度立ち止まって考えてみて欲しいというものでした。働いているみんなに迷惑がかかるからと無理をしていると、自分の体も心もボロボロになってしまい結果回復するまでにとても時間がかかってしまうので、そうなるくらいなら、迷惑など考えずに全力でにげてよいという風に著者は話す。体は資本なので、大切にしたいと思いました。
「繊細さん」の本を読んでの感想やレビュー
私自身もこの気質に小さい頃から悩んできた一人です。数年前にHSPという言葉を初めて聞いて、調べてみると自分が悩んでいた理由がわかり少し気持ちが楽になったのを覚えています。武田先生の本は、専門用語などなしに知らない人にもわかりやすく書いてあるので、もしパートナーや家族がHSPのことを知らなくて喧嘩になってしまったり分かってもらえずにモヤモヤしている人がいたら、HSPのことを知るきっかけにおすすめの一冊です。
繊細さんの本の口コミ
自分には関係ないと思ってた本。Audible聴き放題だからなんとなく 「繊細さん」を聴いてみたら、当てはまりすぎてて、ここまでとは!て驚いてる
気難しい、わがままな人間と思われたくなくて、子どものころから繊細さを隠してきたことに、やっと気づいた。 pic.twitter.com/7vjykNtHnz— イワマメ@元えだまめ (@iwa_mame_) March 7, 2022
この手の本って「こう考えてしまうからこうなるのです!」…いやそれは分かってるわ!だからどうしたらええねん!!😱てなるから遠ざけてたんですがこの本は「だからこう考えてみましょう!」まで書いてあってしかも納得できるから読むだけでストレス減る #繊細さんの本 #HSP pic.twitter.com/Py5PZtMZK3
— みたらしだんご (@FcQuz) January 6, 2021
自分は繊細さんである、と自覚している方はもちろん、身近に繊細さんがいる、という方にも読んで頂きたいです。人間関係の疲れを癒してくれる良書でした。#ビジネス書 #読書一生分 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #読書の秋2020 #本好きな人と繋がりたい #自己肯定感 pic.twitter.com/KyMaX1wCSc
— 書籍編集者 丑久保和哉 (@kazuya_united) December 11, 2020
「繊細さん」の本がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- はなから理解しようとしていない人。
- なし
- なし
- なし
- なし
知らないことを最初から否定してくる人には、あまりお勧めできません。基本色んな方に広く知っていただければ嬉しいなと思いますが、世の中にはいろんな人がいるので、自分から知りたいと思っている方に伝わればよいのかなと思います。必要な人に楽しく読んでもらえるのが一番だと思うので、否定感が強い方や理解しようと思わない方にはあまりおススメはしません。人は必要な時に自分の欲しい情報を調べるとおもうので、必要な時に必要な人へ届いて欲しいです。
「繊細さん」の本をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- HSPでなやんでいるかた。
- HSPの事をもっと知りたいかた。
- 家族やパートナーにHSPの気質を理解してもらえなくてモヤモヤしているかた。
- なし
- なし
繊細がゆえに悩んでしまいがちなHSPさんに、今まで短所だと思っていた部分は実は長所であると私自身本を読んでこの気質を知れたことで、
気持ちが楽になりました。なかなか人には伝わらないとモヤモヤしていた気持ちも、対処法を知れたことでこの繊細な部分をもっと大切にしていこうとおもいました。
今現在悩まれている方、家族やパートナーに伝わらなくてどうしたら良いのか分からないかたに特に読んで欲しいなと思いました。病気でもなんでも人は自分の知らないことを理解するのが難しく、
分からないからこそ何気ない一言で相手を傷つけてしまうということもあり、お互いにいやな気持になってしまったなんてこともあるので、知らない方にも是非読んでいただきたいです。