ご紹介する本
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わった
ジャンル: ビジネス・経済, ビジネス実用
著者: 香取貴信
出版社: あさ出版
発売日: 2019/6/16
本の長さ: 248ページ
この本から学べるポイント
- 1:バイトも組織の一員、シフトは自分の時間を契約しているということ
- 2:サービスの対象は常に「ゲスト」
- 3:上司は嫌われ役になるのであって嫌われ者になってはいけないということ
東京都にお住いのペンネームアズさんさん22歳男性(職業:学生?)から2022年12月頃に読まれた社会人としては大切なことはディズニーランドで教わったを読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わったの内容
この本に書かれている内容は働くとはどういうことかということです。サービス業の代表例であるディズニーランドでの経験から私たちが社会に出て、正社員として、また、アルバイトとして働く際について思考法や実体験から教訓を提示してくださっている一冊になっております。著者の香取さんの様々な経験や誰もがアルバイトなどの際に陥ってしまう思考法、ミスに対して取り扱っており、私たちの目の見えないメンターがいるような感覚になることができる一冊です。
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わったの著者について
著者:香取貴信香取さんは高校一年生の時からディズニーランドでアルバイトとして働いております。その中で様々なことを学び、のちに独立し「感動」をキーワードに活躍のはばを広げています。
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【14分で解説】新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった(香取貴信 / 著)
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わった本の要約
この本から学べるポイント
- 1:バイトも組織の一員、シフトは自分の時間を契約しているということ
- 2:サービスの対象は常に「ゲスト」
- 3:上司は嫌われ役になるのであって嫌われ者になってはいけないということ
この本はなんとなく働いてしまっている方、アルバイトをする気持ちがだるいなと感じてしまっている方、より良いサービス精神を学びたいと考えているような方に向けた本です。また、目に見えないメンターがいるみたいな感覚になることができる一冊と申した通り、皆様が陥る可能性のあるかゆい気持ちに対して、どのような心の持ちようであったり、思考法を香取さんの実体験に基づいて学ぶことができるので、自分事化して考え直すことができる本になっております。
バイトも組織の一員、シフトは自分の時間を契約しているということ
一つ目に関して、バイトも社員などと同じく組織の一員であるといこと、また、シフトは時間を契約しているという感覚についてです。これはアルバイトを行なっている人なら陥ったことがあるかもしれないですが、たかだかバイトの身だからや1日くらいズル休みをしたって構わないなどネガティブな感情に駆られることがあると思います。契約をしているということなどを意識する機会が少ないことが原因であると思います。しかし、組織の一員であることを意識するとこのサービスについて、ゲストを最大限楽しませるにはなどといった感情を持って働くことが自然になるということです。
サービスの対象は常に「ゲスト」
二つ目に学んだこととしてはサービスの対象は常に「ゲスト」であるということです。アルバイトなど、仕事を始めたばかりの頃は非常に意識して取り組むかもしれません。しかし、仕事やその居心地に慣れてくるにつれて、これまで精を出して行なってきた業務が流れ作業のようにこなすことが目的になってしまいます。これは仕事ができるということにはなりません。常に一生懸命取り組み続けるのは自分のためでも、仕事仲間のためでもなく、「ゲスト」を最大限おもてなしするためなのです。
上司は嫌われ役になるのであって嫌われ者になってはいけないということ
三つ目に学んだ点は上司は嫌われ役になるのであって、嫌われ者になってはいけないということです。レベルの高いサービスとは一貫してレベルの高さを全ての人がいじし続けているということです。つまり規律が整っているのです。その際に上司は言いづらいことこそはっきり言わなければなりません。嫌われたくないや好かれたいという馴れ合いでは公平に全ての従業員と関わることができず、規律がなくなり嫌われ者の上司になってしまい、より悪循環を構築することになるということです。
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わったを読んでの感想やレビュー
私がこの本を読んで、アルバイトに対する姿勢が変わりました。その理由としては、この本内であったようにアルバイトの目的が仕事をこなすことであったり、だらけたいという感情を持っていたため、非常に心に刺さったためです。この本を読んだことで、後輩への関わり方やお客さんをより意識して取り組むことができるようにまずは視野を広げることから始めるきっかけになりました。そのように意識的に取り組むことでアルバイトを時間を消費するゲーム感覚からサービスを提供している感覚へと変化しました。結果的に時間が経つのも早く感じるようになり、充実したアルバイトを送ることができています。
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わったがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- サービス業とは無縁な仕事をしている方
- 常にお客様目線で仕事を頑張れている方
- コミュニケーションを取ることが得意な方
- なし
- なし
基本的に全ての人にお勧めですが、サービス業などと関連性がない仕事している方にはお勧めしたしません。その理由としては仕事それぞれにおいて考え方ややり方というものがあると思うためです。そのような人にとっては読むことがめんどくさくなってしまったり、実際にアウトプットする機会や自分事化して考える機会にならない可能性があるためです。ですが、私の個人的な意見としては全ての仕事において通ずる考え方を学ぶことができる一冊になっていると感じるため、余力がある方には手にとっていただきたいです。
社会人としては大切なことはディズニーランドで教わったをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- アルバイトや仕事に目的を見出したい人
- サービス業に関わりたい人
- 上司の姿について学びたい人
- ディズニーランドの教育や規律をいかに浸透させているかなどについて学びたい人
- これからアルバイトなどを行う学生
これらの方にお勧めな理由としては社会に出る上で、重要な考え方を学ぶことができるためです。人間は誰しも最初はやる気に満ち溢れています。しかし、仕事に慣れてくるとこなすことが目的になったり、いかにサボれるか、一生懸命ではなく、目先のテクニックを身につけようというネガティブな感情を抱いてくる可能性があります。そんな中でも、「サービス業」という概念について学ぶことができ、その生態系を維持する上司としてのあり方を学ぶことができるためです。このような学びを実際に活かしいやすい方法や自分事化して考え直すことができる良い機会になるため、お勧めいたします。