ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:ロシアとウクライナの問題
- 2:中国の動きについて
- 3:中国の経済発展
大阪府にお住いのペンネームエイジさん48歳男性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2022年5月頃に読まれた20歳の自分に教えたい現代史のきほんを読まれたレビューになります。
20歳の自分に教えたい現代史
20歳の自分に教えたい現代史のきほんの内容
今問題になっているロシアとウクライナの問題について、何が原因になっているのか。100年前ンロシア革命までさかのぼって説明されています。どのような経緯があってこのような問題になったのか。それ以外ではアジアや中東問題について「なぜそうなったのか?」ニュースの背景にある現代史についてまとめられています。今の世の中を知るためには、少し前の歴史をさかのぼることで理解できることが多いそうです。現代史について分かりやすく書かれている本です。
20歳の自分に教えたい現代史のきほんの著者について
著者:池上彰
元NHKの記者で、現在フリーのジャーナリストとしてテレビ、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍しています。
20歳の自分に教えたい現代史のきほんのYoutube
「20歳の自分に教えたい現代史のきほん」についてYouTube(ユーチューブ)で紹介している動画がないか調べてみました。
「ヨムヨムの良書紹介チャンネル」チャンネルで紹介されているので良ければ合わせて見てみてください。
20歳の自分に教えたい現代史のきほん本の要約
この本から学べるポイント
- 1:ロシアとウクライナの問題
- 2:中国の動きについて
- 3:中国の経済発展
現在ニュースに出ている様々な問題を現代史に沿って解説されています。ロシアとウクライナの問題の原因や経緯について。中国の動きとアメリカとの関係、日本にとってどのように影響するのか。世界で最も危険とされているアフガニスタンの問題と米軍の撤退などイスラム情勢について。世界の経済についての歴史。世界の軍事力はどのようになっているのか。日々のニュースや新聞に載っている問題を過去にさかのぼって丁寧に解説されている本です。
ロシアとウクライナの問題
ロシアの軍事侵攻について毎日のようにニュースで見ますが、以前までの事が全く分からず、いきなり戦争が始まった印象ですが実際のところは約100年前のロシア革命や東西冷戦の時代でも複雑な関係性だったと思いました。ロシアが周辺の国を緩衝地帯したい理由やウクライナのNATO加盟を問題視している理由も過去にさかのぼって説明されるとより理解が深まります。ロシアとウクライナの問題は毎日ニュースに出ているだけにこの本の内容はとても勉強になりました。
中国の動きについて
日本に直接関係する問題として、尖閣諸島について毎日のように巡回船が来ているのですが、なぜここまで執着するのかが疑問でした。尖閣諸島周辺は漁業資源や地下資源が豊富にある事とアメリカの接近を防ぐことが大きな理由です。南シナ海にも人工島を作ったりしてかなり強引に進めていますが領土拡大だけではなくアメリカの接近を防ぐことが大きな目的がそうです。その背景には台湾との問題や国内にある自治区の独立を防ぐ事にもつながっています。アメリカ中心に中国包囲網が始まっており、昔の東西冷戦のように今はアメリカと中国中心に動いているのだなと思いました。
中国の経済発展
数年前の中国人観光客の「爆買い」のイメージが強いせいか中国はとても景気が良いイメージであるが私の若い頃は発展している国という印象はなかったです。いきなりお金持ちになった国という感じがしますが、どのようにして経済が成長したのかが気になっていました。この本によると、80年代に社会主義が崩壊していく中で中国は経済については自由な経済活動を認めたことが成功につながりました。外国の企業を招き入れたことで中国国内での生産が盛んになり、またコピー商品を多く生産することのより技術力も向上し品質も非常に良くなってきています。品質向上により富裕層が国内の製品を買い、中国の経済が豊かになっていき、富裕層も増えました。海外との売買も増えていき、「世界の工場」と言われていた国が「世界の市場」に変わっていきました。
20歳の自分に教えたい現代史
20歳の自分に教えたい現代史のきほんを読んでの感想やレビュー
2022年の3月に放送された「池上彰のニュースそうだったのか!」をテレビで拝見していて、放送後にお知らせで紹介されていた本です。2月にロシアがウクライナを侵攻した後に番組で緊急解説をされていましたが、その内容についても新たに書き加えられた本という事でとても関心がありました。今現在、世界的に問題になっているロシアとウクライナの問題やアジアや中東で起こっている問題について基礎から学ぼうと思い、この本を購入しました。過去にさかのぼって解説されているのでとても分かりやすく、ニュースの内容についても理解が深まりました。
今夜の1冊は、池上彰さんの「20歳の自分に教えたい現代史のきほん」です。非常に分かりやすく丁寧に説明されており、さすが池上彰さん!と心から思いました!深層を知りたい方には物足りないかもですが、個人的には何かニュースで分からないことがある度に活用したい辞書のような1冊です!#池上彰 pic.twitter.com/L5Ggjyzn1c
— カズ (@NfPflWBKCBgmXgd) May 28, 2022
池上彰著『20歳の自分に教えたい現代史のきほん』#読了
露のウクライナ侵攻、米中新冷戦、北朝鮮、リーマンショック、世界の軍事情勢、中東情勢…
この1冊の新書でこれだけのテーマが書かれています!歴史の授業のように、「何年に何が起こった」では全然意味がない。
歴史の背景理解に最適!! pic.twitter.com/EnkLZRk5Nk
— ミートボウズ (@meatbbouzu) August 1, 2022
20歳の自分に教えたい現代史のきほんがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- ニュースに興味がない人
- 自分なりの調べ方がある人
- 違う勉強をしたい人
- なし
- なし
基本的にはすべての人におすすめですが、ニュースをあまり見ない人にはあまり興味がわかない本かなと思います。今ニュースを見ていて分かりにくい部分を補ってくれる本だと思うので、関心がある人にはおススメですが、他の事に興味がある人は、その分野についての勉強をしていけばいかなと思います。自分なりの調べ方や解釈の仕方がある人は自分に合った方法で勉強していけばいいかなと思います。とても分かりやすい本なので、興味が出てから読めばいいかなと思います。
20歳の自分に教えたい現代史のきほんをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- ニュースをよく見る人
- 営業職の人
- 視野を広げたい人
- 勉強したい人
- なし
今ニュースに出ていることを現代史に沿って詳しく解説されている本です。分からない点を補うためにはとても分かりやすく説明されていますので、より深く知りたい人のはおススメです。営業職の人など、いろいろな会社の人達と接点がある人はニュースや新聞の内容を知っておいた方が良いと思います。新聞に書かれている内容は専門用語や難しい漢字が多く使われているので、理解しにくいという方が多いと思います。大まかな流れや何が原因なのかという部分も詳しく書かれているので、ニュースを見て分かりにくいと思っている方には是非おススメの本です。
20歳の自分に教えたい現代史