ご紹介する本
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣
ジャンル: 人文・思想
著者: Testosterone(テストステロン)
出版社: きずな出版
発売日: 2019/11/1
本の長さ: 232ページ
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:ストレスに対しての向き合い方
- 2:自分の向き不向きを分析し、あったストレス対処法を考えていく大切さ
- 3:良い方向での自分の可能性を知る
大阪府にお住いのペンネームひよこさん36歳女性(職業:経営者・個人事業主(自営業))から2022年8月頃に読まれたストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣を読まれたレビューになります。
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣の内容
ストレスに対する自己啓発本ですが、一般的な「つらくてもがんばりつづければ~になる(成功する)」といったような、いかにしてがんばるかという内容ではないところが、切り口が新しいなと思う本です。たとえば、「捨てる」「やめる」極端に言えば「やらない」「あきらめる」といった考え方も、人生には必要だし、それを重くとらえすぎずに、自分の特性を踏まえ自分に合った切り替え方をしていけばよいということを教えてくれる本です。ちなみに筆者は筋トレが好きというかそういう意味でも有名なようで、ストレス対策本に筋トレの重要性も書かれているという、おもしろみのある本だと思います。
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣の著者について
著者:Testosterone(テストステロン)
ツイッターのフォロワー数が100万人超えの、ある意味時の人、インフルエンサーです。1988年生まれ、学生時代は肥満児だった経験も踏まえ、スポーツや栄養を学びそれをビジネスに生かされている方です。
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣のYoutube
「ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣」についてYouTube(ユーチューブ)で紹介している動画がないか調べてみました。
「本要約チャンネル【毎日19時更新】」チャンネルで紹介されているので良ければ合わせて見てみてください。
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣本の要約
この本から学べるポイント
- 1:ストレスに対しての向き合い方
- 2:自分の向き不向きを分析し、あったストレス対処法を考えていく大切さ
- 3:良い方向での自分の可能性を知る
老若男女、それぞれの立場や居場所で、さまざまなストレスを抱えてもやもやしている人に向けた、ストレスをなくす(ために考え方を切り替える)ノウハウのつまった本です。タイトルの通り、100の方法が、一つ一つ具体的に書いてあります。基本的には、何かを我慢したりをするのではなく、好きなことを突き詰めていくために自分にとっての無駄を省いていく心の持ち方を、友達に語りかけるようにポップな書き方がされています。すぐに実践できそうなノウハウが凝縮された本です。
ストレスに対しての向き合い方
ストレスへの向き合い方に関する本は、これまでにもいろいろと読んできましたが、やさしい挿絵などの雰囲気とは裏腹に、どれも「~しましょう」「私(筆者)は~で~なりました」といった、教唆や経験則のような色が強い本が多かった印象です。しかしこの本は、たとえば「すべての人と分かり合おうとするのはやめる」や、そもそも「心配することをやめる」といったような、ある意味ぶっとんだ見出しが多いです。でも、その考え方に説得力があるというか、読んで気が楽になり自分に置き換えて実践できそうな気持になれるのです。
自分の向き不向きを分析し、あったストレス対処法を考えていく大切さ
この本には、タイトルのとおり、100個ものストレスをなくすための具体的な方法や考え方が書いてあります。もちろん、そのなかには、だれしも「自分にはこれはちょっと…」と、一般的な自己啓発本と同じように「筆者の考え方を読む」というコンテンツも存在すると思います。しかし、逆に、そのうちの何十個か、最低でもいくつかは、「これ簡単じゃん」「そうか」「自分にもできそう」というものが必ずあると思います。読み進める中で、自己分析もできて、すっきりしました。
良い方向での自分の可能性を知る
ストレスがたまる原因のいくつかは、他人に自分の可能性を決められたり(「君にはこの程度が適任だ」「君は○○は無理だろう」など)、そういわれているうちに、「どうせ自分なんて」と自分で自分を下げてしまっている場合も多いのかなと感じました。自分の可能性は自分で決める。本来当たり前のことかもしれませんが、それがしにくい世の中なので、ストレスも多いです。でも、まずは自分が自分を認めてあげることで、広がる可能性や減っていくストレスもあるんだなと分かりました。
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣を読んでの感想やレビュー
ストレスをなくすためには、まずはストレスに向き合うことが必要です。でも、目をそむけたくなるような現実がたくさんあり、もやもやした日々を送っていた時に、口コミでこの本を知りました。そんな時、「向き合った結果いやなものは捨ててもいいんだ、、目を背けることも大切なんだ」ということを、具体例を交えて教えてくれたことが、まずは目からうろこでした。子育て、夫婦関係、仕事、それぞれちがう立ち位置の自分のさまざまな部分を考えながら、今日から使える考え方をいくつか実践していくうちに、なんだかいろんなことが面白くなってきました。そんな自分に驚いた、本当に新しい発見をくれた本だと思っています。
『ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣』
Testosteroneさんの自己啓発(なのかな?)本。
筋トレのイメージが強い同氏ですが、
その一文一文、ワンフレーズに、
壁を乗り越えてきた人しかひねり出せない、
説得力と優しさが感じられます。文章ってホント人を写す鏡みたいなもんだな。 pic.twitter.com/HOp5aRxEI5
— タク@−24℃の部屋で働く男&読書家 (@pHDNBV7cE4s0yJv) October 11, 2022
ストレスゼロの生き方
心が軽くなる100の習慣 / Testosterone#読了共感する事も多くて読みながら、私ってストレスと上手く付き合えるようになってるじゃん☺️と自分を褒められた1冊。
私のストレスの原因の9割は我慢!
自分の素直な気持ち大切にしよう。 pic.twitter.com/rB6BPMf3Bh— く じ ら (@Kujira_Y_book) February 6, 2020
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- まじめすぎたり、まじめに生きることこそが美学、的な考え方の人
- ストレスを自分なりに解消できる(困っていない)人
- ため口やポップな書き方に抵抗がある人(内容以前に、そういう文体というだけで無理、という人)
- なし
- なし
ストレスの対策方法がたくさん書いてあり、逆を言うと、ストレスの対策方法以外には記載がない本になっています。生き方全般というより、ストレスに対しての向き合い方の本です。なので、自分で何とかできたりそもそもストレスがない人には向かないと思います。また、投げ出すことも大切、いやなものからは逃げる、相手をスルーする的なライフハックも入っています。まじめすぎる方からすると、逆に中途半端だとストレスが溜まってしまうかもしれません。そして、描き方は友達口調なのも、いやな人はいやかなと思います。「~しよう」「~なわけだ」といった結びで書かれています。
ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- ストレスが多い人
- 新たな視点で自分や今の世の中を見てみたい人
- 今日から使えるストレスに対するライフハックを知りたい人
- 自分を抑え込んで生きづらくなっている人
- 具体例が多い本が好みの人
今の時代は、(読者を想定した年齢層で言うと)学生から定年後の高齢者の方まで、誰もがストレスを抱えていて、そのうちの多くは人に相談できなかったりなんとなく見て見ぬふりをして過ごさなくてはいけない現実があるかと思います。でも、それはいつしか心身の健康を害する可能性が高いです。自己啓発本というと、なんとなくイヤだと思う方も多いと思うのですが、この本はバズる名言を見ているようだというか、どんな人の心にもすっとはいってくる何かがあると思いました。もちろん私も著者に関しては全く知らなかったですが、口コミで本を手に取り、ストレスへの見方が変わりました。