ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
面白さ
この本から学べるポイント
- 1:自分の感情は意外と自分でわかっていないものだということ
- 2:時間をかければ良いアイディアが浮かぶとは限らないということ
- 3:コミュニケーションが上手くとれなかったのは、頭の中が整理されていなかったからだということ
埼玉県にお住いのペンネームFUJIさん30歳女性(職業:会社員・職員(非正規雇用)?)から2021年11月頃に読まれたゼロ秒思考を読まれたレビューになります。
ゼロ秒思考の内容
1日10枚のメモ書きをするだけで、瞬時に、現状把握し、問題点を整理し、解決策を考え、どう動くか決定できる。
頭の中で考えを巡らすというのは、思考がすすまずに時間を浪費する。
書き留める前に言葉を選ぼうとしすぎると、思考が止まるので深く考えず次々書き出すこと。
長い時間かけたからって考えが深まるとは限らない。メモ1枚の制限時間は1分間。
腹が立った時は、相手がどうしてそんなことを言ったのか、どんなに悪い人なのか等、メモには思いつくままに書く。
ゼロ秒思考の著者について
著者:赤羽 雄二
東京大学卒業後、スタンフォート大学へ。
マッキンゼーへ入社し、14年間働く。経営戦略・新規事業立ち上げ・マーケティング等の多数のプロジェクトをリード。
ゼロ秒思考のYouTube(ユーチューブ)
「ゼロ秒思考」についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」でストーリー仕立てでわかりやすく細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
ゼロ秒思考本の要約
この本から学べるポイント
- 1:自分の感情は意外と自分でわかっていないものだということ
- 2:時間をかければ良いアイディアが浮かぶとは限らないということ
- 3:コミュニケーションが上手くとれなかったのは、頭の中が整理されていなかったからだということ
この本で説明している通りに、「メモ書き」をすると悩んでいる時間がゼロになる。
頭の中でいつも、もやもや考えていることや感情を、メモとして書き出すため言語化ができるようになり頭の中が整理される。
頭の中を整理し吐き出さないと、ずっと解決に至らずに堂々巡りを繰り返すだけ。
その「メモ書き」の方法は、1日10枚、A4用紙にその時に悩んでいることや引っかかっていることを書き出す、というとてもシンプルかつアナログな方法。
自分の感情は意外と自分でわかっていないものだということ
なんかもやもやする・・なんかイライラする・・という感情は誰にでもあると思いますが、今まで私は「なんか」という具体的な言葉にできずに抽象的に感じているだけでした。
それがメモ書きをしていくうちに、なぜもやもやするのか、なぜイライラするのか、という「なぜ」というところまで考えられるようになり、解決策を導き出せるようになりました。
具体的な原因がわかると「こんなことで悩むことはないな」と思うことも多く、悩み自体が減ってきたようにも思います。
時間をかければ良いアイディアが浮かぶとは限らないということ
長く考えれば考えるほど、問題に対して真剣に取り組んでいるという満足感は得られますが、頭が疲れて論点がずれてしまったりするものです。
この本の「メモ書き」の方法は、1分という制限時間があるためそれほど長く考えるということができません。最初は全然書くことが思い浮かばなかったのですが、数日やっていくうちに自然と書き進めていくことができるようになりました。必要なのは、頭の回転の速さで、それは鍛えることができると学びました。
コミュニケーションが上手くとれなかったのは、頭の中が整理されていなかったからだということ
話下手で、何をしゃべったらいいかわからない・・あとになってからアイディアや自分の思っていることが頭に浮かぶ・・という悩みがありました。
それは頭の回転が遅く鍛えられていなかったからだと気づきました。頭の回転が速くなり整理されてくると、自分の思いやアイディアがすぐに浮かび、それを順序だてて目の前の人に伝えるということが、前よりしやすくなったように感じています。その結果コミュニケーションがスムーズになりました。
ゼロ秒思考を読んでの感想やレビュー
最初は経営者が読む難しい本だと思っていました。でもなんとか現状を変えたいと思い、読み進めてみると意外と読みやすく、この本で紹介されている「メモ書き」のやり方がとてもシンプルで毎日続けられています。驚いたのは、数日で効果を実感したことでした。ゼロ秒思考まではまだまだ程遠いですが、今まで堂々巡りで悩んでいたことが解決し、「人に何かを伝える」ということが楽にできるようになりました。そうすると楽しいことが増えて、色んなことに興味が出てきている自分がいて嬉しく感じています。
ゼロ秒思考の口コミ
本書はまさに思考術に、革命を起こしていると思われる。
このゼロ秒思考を身につけるだけで、確実に自分の判断力、理解力、コミュニケーション力などが上がり、自分のスキルが飛躍的に向上することは間違いない。#ゼロ秒思考 #読書ノート #赤羽雄二 pic.twitter.com/Jd4F5nkZ87— 書斎倶楽部主宰たるもとけいいち (@jmukaptnvm4666) February 15, 2022
ゼロ秒思考楽しくなってきた。
しかし日本語がww pic.twitter.com/NQBFVx5g5B— ruiko@手帳とノートと文房具 (@haru_note25) February 14, 2022
ゼロ秒思考を実践していきたいと思います! pic.twitter.com/H73OWT0Boq
— ディーすけ (@suzukiddaisuke1) February 12, 2022
ゼロ秒思考がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- コミュニケーションが上手い人
- 悩みがあまりない人
- 成長したいという気持ちがない人
- 続けられない人
- 頭の回転が速い人
基本的にすべての人におすすめですが、コミュニケーションが上手い人、頭の回転が速い人はこの本に書かれていることが既にできている人なのではないかなと思います。
成長したいという気持ちがない人、続けられない人に関してはメモ書きを1日10枚書くということを面倒くさく感じてしまうと思うのでおすすめしません。毎日少しずつ続けていくことで効果を感じているため、三日坊主となってしまっては本を読んだ意味がなくなってしまうと思います。
ゼロ秒思考をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 自分の感情が分からなくなっている人
- コミュニケーションに悩みがある人
- 上司や経営者
- 悩みを減らしたい人
- 感情のコントロールが上手くできない人
メモ書きをするということは、自分の思いや悩み、感情を言語化するという作業です。
それができるようになることによって、頭の中が整理されて「人に伝える」ということがスムーズになるため、コミュニケーション・指導の場で役に立つのではないかなと思いました。または自分の感情を把握できるようになり、「なぜ」この感情が沸き上がってきて、どうしたらいいのかということがすぐに思い浮かぶようになるため自分の感情が上手くコントロースできない人やイライラしている人にもおすすめです。