ご紹介する本
総合
読みやすさ
学び
実用性
この本から学べるポイント
- 1:ベネフィットは特徴やメリットとは違うこと
- 2:買ってくれるターゲットタイプは三つに絞れること
- 3:売れるキャッチコピーにはコツがあること
愛媛県にお住いのペンネームかなさん32歳女性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2021年9月頃に読まれたセールスコピー大全を読まれたレビューになります。
セールスコピー大全の内容
セールスコピーライティングのノウハウが書かれています。文章を書く前の前提条件やお客様がお金を払う理由、そして人を大きく三つのタイプに分けて万人に売る方法が解説されています。タイプごとにアプローチの仕方が違い、売れる言葉の作り方が書かれています。売れるキャッチコピーの書き方やタイプごとに有効なキャッチコピーの表現方法まで示されています。キャッチコピーで掴んだ後のリードコピーやボディコピーについても触れています。
セールスコピー大全の著者について
著者:大橋一慶
セールスコピーライター、レスポンスアップの鬼といわれています。売れる言葉作りの専門家で株式会社みんなのコピー代表。
セールスコピー大全のYouTube(ユーチューブ)
「セールスコピー大全」についてYouTube(ユーチューブ)で解説してくれている動画がないか調べてみました。
「スパイク山本のビジネス マーケティング本要約と解説ch」にて解説がされていますので、動画で見たい人はこちらをご覧ください!
セールスコピー大全本の要約
この本から学べるポイント
- 1:ベネフィットは特徴やメリットとは違うこと
- 2:買ってくれるターゲットタイプは三つに絞れること
- 3:売れるキャッチコピーにはコツがあること
セールスコピーとは文章表現だけで結果を手にする技術ではありません。売れるアイデアを探しそれを魅力的に表現する技術です。同じ商品でもアイデア次第でいろんな売り言葉が作れます。生み出すものではなく拾うものであり、お客様の頭の中から拾い上げるものです。読み手の強い欲求や興味関心から導かれます。お客様の脳内にある売れる世界 =強い欲求を探すことが大事で、優れた提案を考えだし、魅力的に伝えることがセールスコピーの考え方です。
ベネフィットは特徴やメリットとは違うこと
ベネフィットとは商品から得られる嬉しい未来結果や幸福のことで お客様は商品や特徴やメリットではなくベネフィットにお金を払います。ベネフィットがないコピーは何も売らないコピーと一緒であることを学びました。あくまで特徴やメリットはベネフィットが叶う理由であり、ベネフィットの補強要素として特徴やメリットが存在するのです。商品に対する特徴やメリットがあるということはつまりと、どんどん想像を膨らますことで本当のベネフィットを導き出すことができると知りました。
買ってくれるターゲットタイプは三つに絞れること
商品を購入してくれる方には三つのタイプが存在することがわかりました。一つ目はその商品が欲しいくとても興味を持っているパターン。二つ目はその商品を少し知っているがまだ欲しくないパターン。三つ目はベネフィットに興味はあるがその商品を知らないパターンです。自分が売りたい商品はどのターゲットタイプが一番買うかを事前に判断し、ペルソナ作りをしていくことの 大切さを学びました。また商品の特徴により狙える ターゲットタイプの判断基準になることを知りました。
売れるキャッチコピーにはコツがあること
人が惹きつけられる言葉があることを学びました。ベネフィットを語ったりベネフィットを具体的に表現したり、現実的に表現することの大切さを知りました。また読み手を絞り込み、心の声に変えることや数字を上手に使うこと、価値がすぐ理解できる表現を使うことの重要性もよくわかります。結果や実績を見せ説得力を出すことや社会的証明や権威を見せることの効果も知りました。さらに簡易性は人を動かすことや、五感に訴えかけリアリティを出すことも必要だと学びました。
セールスコピー大全を読んでの感想やレビュー
全くセールスコピーのことがわからない状態から読み始めたので、初歩的なことから技術的なことまで総合して学べたことが良かったです。動いてしまう言葉もありますが、根底には相手のベネフィットをとことん考え訴えかけるSEOライティングと通じるものがあると思いました。ちょうど企業案件で商品をアピールする内容の記事を書く機会も多かったのですが、本で学んだことをすぐにアウトプットして実践できたことも良かったです。
セールスコピー大全の口コミ
📚今日の読書
「セールスコピー大全」😲刺さった言葉
「コピーライティングは表現ばかり気にすると失敗します。」「何をどう言うか」よりも「誰に何を言うか」を一番大切にする。#RaiseTech#WEBデザイン#Web制作— iwkt@ミクノスケ企画/web制作 x webデザイン x 人生楽しく (@miku_nosuke) February 17, 2022
セールスコピー大全、これはものすごく使える。ランサーズ初案件をもらえたのはデザイン面はもちろんだけど、この本の貢献度も相当高い。コンペにはいいデザインがたくさんあり、その中で頭ひとつ抜けて選ばれるには提案力が重要になってくる。これにはその部分を強化する内容がてんこ盛り過ぎてすごい pic.twitter.com/AykE3jj3Zs
— つまる@グラフィックデザイナー (@tsumaru11) February 18, 2022
キャッチコピーの作り方をもっと勉強したくて、「セールスコピー大全」を購入しました。
ベネフィットってこう考えればいいのか!!と、納得感すごいです。
Kindleもありますが辞書的に手元に置いておきたい一冊なので、紙の書籍がオススメかも📖 pic.twitter.com/8Ymzcrz0vo
— 山田 啓輔|Webライター (@yamadake_32) February 10, 2022
セールスコピー大全がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- LP 記事を既に書いている人
- セールスコピーを何百回と書いている人
- セールスライティングに興味がない人
- SEOライティングだけで十分と思っている人
- 人を動かして商品を買ってもらうことに罪悪感を覚える人
セールスコピーの基礎が書かれているため、すでに LP 記事を書いたり何百回とセールスコピーを書いている方にとっては物足りないかもしれないからです。またセールスライティング自体に興味がない方にとっても、本の中心となるのが前記のため時間の無駄になるかもしれません。そしてWebライターとして活動する際に、SEOライティングだけで十分と考えている方は不要な知識になると思います。さらに悪用すると人が動いてしまう技術のため、人を動かして商品を買ってもらうなんて悪い気がすると罪悪感を覚える方にとっては苦痛になるでしょう。
セールスコピー大全をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- コピーライティングの基礎を学びたい人
- ライティングでLP記事を書きたい人
- 自身の運営するブログで、アフィリエイト広告の収入を得たい人
- ブログ記事を書く際に集客できるタイトルをつけたい人
- Web ライターとして活動する上でスキルをアップさせたい人
コピーライティングの 基本的な所から体系的に学べるため、セールスコピーの基礎から学びたい人にはおすすめです。またライティングで LP 記事を書いていきたい人は、人に買ってもらうための言葉選びが必要となるので継続的な案件をもらうためにも読んで おいてほしい本だと思います。そして自分のブログを運営している方も、せっかくブログに立ち寄ってくれても商品を購入してくれなければ 売上にならないため、商品を買ってもらうためのセールスコピーを学ぶためにはおすすめです。人を惹きつけるにはタイトルの表現方法も重要ですし、今後長くWebライターとして活動する上でも1ランク上のセールスコピーを学ぶための本としては、価値があると思います。