ご紹介する本
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方
ジャンル: 医学・薬学・看護学・歯科学, 臨床内科
著者: 加藤俊徳
出版社: サンマーク出版
発売日: 2022/11/1
本の長さ: 247ページ
この本から学べるポイント
- 1:大人になってからでも成長できる。
- 2:勉強のやり方を変える。
- 3:アウトプットの重要性。
大阪府にお住いのペンネームエイジさん49歳男性(職業:会社員・職員(正規雇用)?)から2022年12月頃に読まれた一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方を読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方の内容
脳の働きや仕組みについて説明された本です。若い時と比べて記憶力が悪くなったと思っている人も多いかと思いますが、脳の働きが良くなるのは40代から50代にかけてです。年を重ねてからでも脳は成長していきます。社会に出てからもう一度勉強したいが、昔と違って記憶量が悪くなってきているので難しいと思っている人や、新しい事を覚えることに躊躇している人にはとても前向きになれるかと思います。とても分かりやすく解説されているので是非おススメです.
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方の著者について
著者:加藤俊徳脳内科医、医学博士。独自開発した加藤式MRI脳画像診断法で小児から超高齢者まで1万人以上を診断、治療。脳の成長段階、強み、弱みの脳番地を診断し、薬だけに頼らない脳番地トレーニング処方を行う。
Youtube
【本要約】「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方(加藤俊徳)」を15分で解説してみた
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方本の要約
この本から学べるポイント
- 1:大人になってからでも成長できる。
- 2:勉強のやり方を変える。
- 3:アウトプットの重要性。
脳には大きく分けて8つの役割があります。「思考系」「理解系」「記憶系」「感情系」「伝達系」「運動系」「視覚系」「聴覚系」に分かれており、これらを連動することによって記憶する力がついてきます。若い頃は見たものを記憶するという脳の働きが、18歳を過ぎたころから少しずつ衰えてきますが、その代わり関心を持ち自分なりに理解をしたり、自分の経験と照らし合わせて理解していくと脳はより成長していきます。どのように脳の働きを連動させていくと効果があるのかが丁寧に解説されています.
大人になってからでも成長できる。
40代後半になり新たに勉強しようといろいろな本を読み始めましたが、「若い頃と比べて記憶力が悪くなっている」という事がどうしても頭の中にありましたが、この本を読むと、記憶力が衰えるのは18歳を過ぎてからですが、脳の働きが良くなるのは40代から50代と書かれています。今の年齢にあった勉強の仕方によって理解力が深まると書かれていますので、新しい事を勉強するにあたって自信を持つことができましたし、とても励みになりました。
勉強のやり方を変える。
若い時のように暗記重視の勉強ではダメで、興味を持ち、理解をしていくことによって脳に記憶をする。自分の経験と重ねたうえで内容を理解するというような学生時代とは違い、年を重ねてきたからこそできる勉強の仕方が重要です。脳にはいくつかの役割があり、これらを連携させることによって記憶力アップにつながるそうです。日々の生活の中で意識や習慣を変えることがとても大切で、インパクトがある出来事だったり、ある事柄を繰り返し、繰り返し反復していくことによって脳が刺激され長い期間、記憶に残るそうです。勉強の仕方によっては若い頃よりも効果的に理解ができるそうです。
アウトプットの重要性。
脳に入れた情報を表に出すことで、理解力が高まるそうです。記憶した情報は時間とともに薄れていくので、短いスパンで復習しアウトプットを意識した情報収取がよいそうです。人に説明をしたり、ノートに書いたりブログやTwitterに書くことも効果があるそうです。脳の仕組みを知ることで勉強の仕方を変えていく。脳を刺激することで理解が深まり記憶されていく。とても分かりやすい説明で、学生時代とは同じ勉強の仕方ではダメなのだなと思いました。
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方を読んでの感想やレビュー
全体を通してとても分かりやすい内容でした。若い頃の勉強は教科書に書いてあることを記憶するという勉強の仕方でした。社会に出ていろいろな経験を積むことによって考え方が変わってきます。気になったことを自分なりに調べたり、経験をもとに自分なりに解釈したりという形で理解していくようになったのですが、この本を読むと脳の働きが年齢とともに変わっていくのだなと理解しました。いろいろな場面を例に挙げて丁寧に解説されているのでとても読みやすい本でした。
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方がおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- 20歳前後の人
- 日々の生活が忙しい人
- ゆとりがない人
- なし
- なし
基本的にはすべての人におすすめですが、若い人たちにはあまり参考になりにくいかなと思います。10代、20代の脳の働きは、見たものを記憶する力はあるが、意味を考え理解をする力や自分の経験とリンクして考えるところが30代以降と比べて弱い。この本は40歳前後、それ以降の記憶力が落ちてきた年代に向けて書かれている印象を受けたので、どちらかというと中高年の人たちにおすすめできる本です。少し気持ちにゆとりがある状態で読むと頭に入りやすい内容かなと思います。
一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方をおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- 学び直しをしたい人
- 記憶力に自信のない人
- 新しい事をしたい人
- 中高年の人
- なし
最近本を読む機会が増え、学びなおしという事を意識するようになりました。若い頃と比べて記憶力の低下というところを気にしていて、この年齢で新しい勉強は難しいのかなと思っていたが、この本を読むと脳の働きが年齢によって違うそうです。「40代を過ぎてからの方が脳は成長していく」と書かれていたことがとても自信になりました。いろいろな経験を積んだ事が脳の成長に影響を与えるそうです。ただ、脳の性質として楽をすると働かなくなっていくそうなので、日々勉強をしていくことが大事になるようです。新たな事を学びたい人や新たに何か挑戦したい人には励みになる本だと思います。