ご紹介する本
The Psychology of Money
ジャンル: 洋書, Business & Investing, Economics
著者: モーガン・ハウセル・児島修=訳
出版社: Harriman House Pub
発売日: 2020/9/8
本の長さ: 242ページ
この本から学べるポイント
- 1:テールイベントの法則
- 2:人は人生を自分でコントロールしているという感覚が好きであるということ
- 3:自分は自分のお金で何をしているのかということ
東京都にお住いのペンネームアズさんさん22歳男性(職業:学生?)から2022年12月頃に読まれたThe Psychology of Moneyを読まれたレビューになります。以下からKindleや中古で購入できるので興味がある方は是非見てみてください
The Psychology of Moneyの内容
この本はお金に関連づいた心理学のような一冊になっております。世の中には多くのお金の稼ぎ方や投資などを行い、運用して老後資金を貯める重要性などを謳う本が多く出版されています。ですが、そのような本とは異なり、本図書はお金に対する心理であったり、なぜ富を崩壊させてしまうのかどをあらゆる方面から捉えていくものとなっております。そのため、多くの人にとって無意識のうちにやっていた負の循環を生んでいる行動などがあり、非常に共感することができる一冊になっていると思います。
The Psychology of Moneyの著者について
著者:モーガン・ハウセル・児島修=訳著者であるモーガン・ハウエルさんはベンチャーキャピタル「コラボレーティブ・ファンド社」のパートナーであります。
Youtube
【世界的ベストセラー】お金の価値観がブッ壊れる名著『サイコロジー・オブ・マネー』を解説してみた。
The Psychology of Money本の要約
この本から学べるポイント
- 1:テールイベントの法則
- 2:人は人生を自分でコントロールしているという感覚が好きであるということ
- 3:自分は自分のお金で何をしているのかということ
この本はお金についての価値観を構成したい人や貯金をしたいけどなかなかうまくいかないといったような人に向けた一冊です。人々の金銭面に関するゴールは経済的自由を勝ち取るということだと思います。仕事からリタイアしても不自由なく生活することができるお金を生み出す力が必要になると思います。そのような目標を達成するために、行わなければならないことは私たちのお金との向き合い方を見直す必要があります。そのようなお金への価値観を構築し、捉え方を見直すこときっかけを生み出す一冊になっております。
テールイベントの法則
一つ目に学んだ内容としてはテールイベントの法則についてです。テールイベントの法則とは事業などが成功するのは何千分の一であるということです。つまり、多くの著名人や成功者と言われる人、大企業などの成功例に焦点が当てられているだけで数えることができないくらい失敗作があるということである。その事実を私たちは理解していないために失敗へハードルが非常に高くなってしまっているのである。そのことを理解すると様々なチャレンジのうち一つでも当たればいいやと心に余裕も生むことができるようになります。
人は人生を自分でコントロールしているという感覚が好きであるということ
二つ目に学んだ内容としては人は人生を自分でコントロールしているという感覚が好きであるということです。人間は主導権を握ることが好きなのです。そのため、真の幸せな感覚とは好きな時に好きな人と好きなことをすることができるというものなのです。この欲望を実現させることができる手段としてお金があるのです。お金は自由との対価であります。幸せはお金では買うことができません。ですが、幸せになる手段を何通りも選択することができるようにするにはお金が必要になるのです。
自分は自分のお金で何をしているのかということ
三つ目に学んだ内容としては自分は自分のお金で何をしているのかということです。これは自分の生活と今のお金への価値観を考え直すきっかけを生むものになります。また、自分が理にかなっていると思い、他者に勧めるものと自分にとって正しいと思い、実際に行なっているということの間には大きな隔たりが生じます。例えば、医者が進める薬や治療法を実際に医者が病気にかかったら違う手段を選択するようなことです。要するに、答えは一つではなく、正解を追い求めるようなことではないということです。
The Psychology of Moneyを読んでの感想やレビュー
私がこの本を読んで感じたことは感動です。これまでにも様々なジャンルの本や方法論などに触れてきましたが、この本からは自分の思考の痒いところに手が届くような感覚で読者を話さず、学ばせていただける一冊になっていると感じたためです。そのため、一般の清掃員の方が有名人や著名人などよりもより多くの資産を残すことができたという話が心に響くのだと思います。私はこの本を通して、お金への価値観を一新し、目標を達成するために実行することができるようになっていると思います。
The Psychology of Moneyがおすすめでない人
こんな人はおすすめしない
- お金に興味がない方
- すでに大金を稼げ、満足している方
- 考えることが苦手な方
- なし
- なし
基本的に全ての人にお勧めですが、お金に興味がない方や無頓着な方、考えることが苦手な方にはお勧めは致しません。その理由としては、自分の価値観や自分について考えることは非常に重要であると同時に行き詰まったり、思考することが難しいためです。そのような挫折からお金について考えることをやめてしまうことが一番の懸念点になるためです。ですが、経済的自立であったり、余裕を構築したいと考えている方にはぜひ、一度読んでいただきたい一冊になっております。
The Psychology of Moneyをおすすめしたい人
こんな人におすすめ
- お金について学びたい人
- 若いうちに明確なお金への価値観を構築したい人
- 経済的自立を達成したい人
- 金銭面における成功者の真理を学びたい人
- 将来の老後などに不安を抱えている方
このような人にお勧めな理由としては生活の基盤である金銭面に不安を抱えている方が多いと思うためです。はたまた、より稼ぎたいなど欲が溢れ出ているような方だと思います。私は後者の方にはぜひ、読んでいただきたいと思います。その理由としては大金を稼いだ人がそれに満足できずにとった行動により、全ての財産などを失ってしまったなどの体験談やその際に心理について学ぶことができるため、人生を後悔する選択をしないためです。また、多くの人にはお金への明確な価値観が必要になると思います。一度それぞれ個人の明確な価値観を形成することができるとその指標に基づいて様々な選択をすることができると思うためです。